同性愛者が生まれるカギをにぎる最新研究「エピジェネティックス」

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LGBTの象徴レインボーカラー nito/PIXTA(ピクスタ)

 神奈川・横浜の大さん橋で、10月31日~11月1日の2日間、LGBTへの理解を深めようというイベント「横浜レインボーフェスタ2015」が開催されている。

 LGBTとは、Lesbian(レズビアン)・Gay(ゲイ)・Bisexual(バイセクシャル)・Transgender(トランスジェンダー)の頭文字をとったもので、同性愛や性同一性障害をもつ人々の総称だ。7色のレインボーカラーが、LGBTの象徴的な色で、当日はイベントの前後に、横浜マリンタワーが7色にライトアップされる予定だ。

なぜ遺伝的に自然淘汰されないのか?

 日本では、LGBTという言葉の浸透度はまだ低い。社会的な理解も乏しいが、そうした性的指向のある人々がいるという認識は、広まってきている。テレビに登場する「オネエキャラ」の活躍も一役買っているようだ。

 ところで、どうしてLGBTの人々が生まれるのかは、これまでずっと謎だった。環境や心理面など、後天的な要因の可能性も多分にあるが、遺伝要因も無視できない。ただし、これまでに有力な遺伝子は発見されていない。また、LGBTの人々同士では子孫を残すことができないため、遺伝的には自然淘汰するはずだが、その気配はない。

 そんな中、謎解きのカギをにぎるのでは、と注目されている研究がある。「エピジェネティクス(epigenetics)」という分野だ。エピ(epi)とは「外側、その上」、ジェネティクス(genetics)は「遺伝学」という意味で、すなわち、従来の遺伝学を上回る部分の研究を指す。

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