連載「最新の美容医療の世界にようこそ」第4回

美容医療は“ハイリターン型の投資”〜「若返り」と「アンチエイジング」のどちらを選ぶ?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

美容医療は「ハイリターン型の投資」

 世の中には見た目を若く、美しく見せる手段があふれています。美容医療もその手段の一つです。美容外科医として、メリットもデメリットも知り尽くした私が皆さんにアドバイスするならば、美容医療はいわば「ハイリターン型の投資」として活用いただきたい、ということでしょうか。

 「老化」は日々の出費で、重ねられていくものです。20代、30代、40代、と年齢を重ねるともに、「老い」という出費がかさみ、いつしか取り戻すことが難しい「老化赤字」を迎えます。長寿社会の現代、「いかに生き永らえるか」は私たち自身にゆだねられています。

 美容医療を活用するならば、定期的な投資で若さを補い維持する「アンチエイジング」か、一気に大きく投資して若さを取り戻す「若返り」か、そう考えていただくと、医療だからこそ医学エビデンスに基づくハイリターンがある美容医療について、理解していただきやすいかもしれません。

 一方で「ハイリターンがあるからには、ハイリスクを伴うのでは?」という声が聞こえてきそうですね。リスクを挙げるなら、痛みや腫れといった身体的負担でしょう。傷・痛みを伴ってリターンを受けとるのが美容医療であることは現実です。

 でもご安心ください。痛みやダウンタイムをゼロにすることはできませんが、それらを軽減する方法・工夫はかなり進んでいますし、メンタル面でのケアについても一同さまざまな点から心がけ診療にあたっています。いつかこの記事をお読みの皆さんとお会いすることがあれば、もちろん、そんな全力診療をご提供するつもりです。

伊藤康平(いとう・こうへい)

聖心美容クリニック東京院院長。日本美容外科学会(JSAS)専門医、日本美容外科学会(JSAPS)会員、日本美容外科医師会会員、日本外科学会専門医など。冷静・的確なカウンセリングや美容外科医としてのセンス、技術に定評。年代を問わず幅広い支持を受けている。趣味は車やスキー、オーディオなどの電化製品、料理、熱帯魚観賞と幅広く。
聖心美容クリニック www.biyougeka.com

伊藤康平の記事一覧

伊藤康平
難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

一般社団法人日本薬業研修センター漢方講座執筆・編…

笹尾真波

新宿大腸クリニック院長。1988年、東京大学医学…

後藤利夫

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆