食べても太りにくい「ローフード」、ダイエット効果の一方で注意すべきことは?

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
食べても太りにくい「ローフード」 ダイエット効果の一方で注意すべきことは?の画像1

ロースイーツの主材料はローフード Pakhnyushchyy/PIXTA(ピクスタ)

 甘いモノ好きの人は、昨今の「糖質制限」ブームに、少々肩身の狭い思いをしているかもしれない。糖質の過剰摂取の害や制限によるさまざまな健康効果については、十分に理解していても、甘いモノを食べたくなるのが人の性――。

 そこで今、「ロースイーツ」が注目されている。ロースイーツは、「小麦粉や砂糖、卵、乳製品 」などを一切使わない。ケーキ類などのスイーツ全般は、小麦粉や砂糖、卵、牛乳、バターなどを使うのが定番だ。そもそも、小麦粉を使わないケーキなど存在するのか? と不思議に思うかもしれない。その中身とダイエット効果に迫ってみよう。

調理方法の駆使で見た目や食感、味などがそっくりに

 ネーミングの頭につく“ロー”とは、「ロー(raw)=生」の状態、つまり焼かなくても作ることができる。“焼かない”スイーツといえば、プリンやアイスなどが定番だが、ロースイーツには、見た目がケーキやクッキー、タルトなどの焼き菓子とそっくりなものも豊富にある。

 その素材となるのは「ローフード」。加工されていない生の食材、もしくは極力生で摂取するのが基本で、48度以下で調理しなくてはならないという制約もある。そのため、焼かずに混ぜる、冷やして固める、型に詰める、漬け込むなどの方法を駆使して、従来の焼き菓子に見た目や食感・味などを近づけている。

 具体的には、小麦粉の代わりに用いられるのが、アーモンドなどの生のナッツ類や穀類。また、生クリームの代わりとなるのは、生のカシューナッツをペースト状にしたもの。砂糖の代わりは、「デーツ」と呼ばれる中近東諸国で古くから日常的に食べられている「なつめやし」の実、ほかにもメープルシロップなどの天然甘味料が活躍する。

すべて体に良いと盲信してはいけない!?

バナー1b.jpeg
HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子