羽生結弦はトップアスリートとして帝王プルシェンコと同じ道を歩むのか!?

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 フィギュアスケートのトップ選手の演技はわれわれに大きな感動をもたらす。しかし、昨年11月の羽生選手の衝突事故のあと伊藤みどり選手がメディアに語った言葉が今も忘れられない。彼女は自らのけがの体験に触れ、「羽生選手もそうだったと思いますが、事故の直後は興奮状態に陥りますから、自分の足で立つことができる限り、棄権しようとは思わないでしょう。私も棄権は全く考えませんでした。」と語り、さらに「当時も、けがした選手を強制的に棄権させたり、演技時間、演技順を遅らせたりするルールはありませんでしたが、驚くべきは、23年たったいまも、その状況に変わりがないことです。」としている。(『AERA』 2014年11月24日号より)

どのスポーツでも選手たちのアスリート魂には頭が下がる思いだ。そして羽生選手もそうした闘争心と強い意志を持っていることは誰もが認めることだろう。そのすばらしい演技と選手生命を守るためには、伊藤みどり選手の指摘は無視できないのではないだろうか。
(文=編集部)

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