がん治療と保険

女性特有のがんに備える! 他の病気もカバーするがん保険を

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 子宮がんや乳がん、子宮筋腫や卵巣嚢腫など、女性特有の病気に備えられる保険を考えてみよう。乳がんや子宮がんは20~60代など幅広い年代で発症の可能性があり、特に乳がんは20代後半から増加する。

 また、子宮筋腫などは妊娠時の検診で病気が判明することもあり、女性疾病や女性に多いがんは若い年代でも発病することが少なくない。妊娠すると保険には入りにくく、加入できたとしても部位不担保などの条件が付くのが一般的だ。こうしたリスクが心配だという人は、早い時期に備えておいた方が安心だろう。

 ここでは女性特有の疾病をカバーする保険を紹介しよう。

 アメリカンホーム保険の「みんなのホスピタル 女性タイプ」は女性特定疾病の入院給付金・診断手術給付金、がんの入院保険金・診断一時金が補償される。がんの入院でも入院日額を上乗せしない、死亡補償をつけないなどで保険料を抑えている。

アメリカンホーム医療・損害保険「みんなのほすピタる女性疾病タイプ」
月払保険料:2156円(35歳女性・10年毎に見直し)
保障内容:35歳女性、女性特定疾病入院給付金1万円、女性特定疾病手術給付金20万円、ガン入院保険金1万円、悪性新生物診断一時金100万円、上皮内新生物診一時金20万円、先進医療費用保険金限度1000万円(保険期間終身、終身払い)
特徴:女性に多い病気とがんに同時に備えられる。ガン入院でも入院保険金の日額を上乗せしない、死亡補償などをつけないかわりに、割安な保険料を実現。先進医療補償は月104円。
※2014年12月現在(詳細は上記のリンク先を参照)

 オリックス生命保険の「キュア・レディ」は女性特有の病気と全てのがんが対象で、入院した際の入院日額が上乗せになっている。がん診断治療給付特約とがん通院特約を外せば保険料は安くすることができる。

オリックス生命「新CURE Lady (キュア・レディ)」
月払保険料:3170円(35歳女性)
保障内容:35歳女性、疾病入院給付金+女性入院給付金合計1万円、疾病入院給付金・災害入院給付金5000円、手術給付金10万円、先進医療給付金・先進医療にかかる技術料と同額、がん診断給付金50万円、がん通院給付金5000円(保険期間終身、終身払い)
特徴:女性特有の病気で入院すると入院日額が上乗せに(日額5000円コースで1日合計1万円)。がん診断給付特約、がん通院特約を付加しないと月払保険料2165円に。
※2014年12月現在(詳細は上記のリンク先を参照)

 東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit女性プラン」は、乳房再建手術給付金を受け取れるのが特徴だ。さらに、女性特有の病気で入院した場合、入院日額が上乗せになる。それぞれ商品の特性が異なるし、保険料は1度支払を始めるとなかなか変更するのは煩雑になるので、加入前によく研究し、自分のニーズに合ったものを選択することが大切だ。

東京海上日動あんしん生命「メディカルKit 女性プラン」
月払保険料:2215円(35歳女性)
保障内容:35歳女性、疾病・災害入院給付金5000円、手術給付金2万5000円、放射線治療給付金2万5000円、女性特有の疾病入院給付金5000円、乳がんで乳房を切除し乳房再建手術の給付金100万円(保険期間終身、終身払い)
特徴:女性特有の病気で入院した場合は入院給付金を上乗せ。乳房再建手術を受けると1乳房につき100万円受け取れる。公的医療保険の対象できる手術・放射線治療まで保障
※2014年12月現在(詳細は上記のリンク先を参照)


保険金の請求をし忘れても3年間は大丈夫

 突然の入院などで気が動転していたり、保障の対象だと思わずに給付金や保険金の請求をし忘れてしまったりすることがある。また、主契約の請求はしたものの、特約部分に請求漏れがあったり、入院や手術給付金は請求したが通院給付金の請求をし忘れたなどというケースもある。さらに家族の死亡保険金は請求したけれど、入院・手術給付金は請求していなかったという場合もあるようだ。

 給付金や保険金は、一定期間を過ぎると権利がなくなってしまうから注意が必要だ。多くの場合、保険会社の支払事由が生じたときから原則3年間さかのぼって保険金を請求することができるので覚えておくといいだろう。
(文=編集部)

部下や同僚が「うつ病」になったら? リワークのプログラムの提供施設は全国200以上に拡大
インタビュー「職場でのうつ病の再発を防ぐ」秋山剛医師(NTT東日本関東病院精神神経科部長)

第1回:「障害」が疑われる人の<うつ休職>
第2回:「新型うつ」はどう治す?
第3回:部下や同僚が「うつ病」になったら?
うつ病で休職中の社員が、毎日決まった時間に病院に通い、同じうつ病の仲間とともに再発を防ぐためのプログラムを受けることが「うつ病のリワーク」と呼ばれ注目を集めている。

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

こくらクリニック院長。1963年生まれ。1991…

渡辺信幸

新宿大腸クリニック院長。1988年、東京大学医学…

後藤利夫