中高年の悩み…… 早めに精神科や心療内科を!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

中高年の悩み…… 早めに精神科や心療内科を!の画像1

一度不安になると連鎖的に不安は広がる

 「昨夜は考え過ぎて全然寝られなかった」「明日の試験がドキドキして...」「子供の将来を考えると不安で...」などなど。私たちはさまざまな理由で不安を抱える。日中は仕事や勉強などでまぎらわせているが、夜、床に入って暗闇になるとどうしても不安な気持ちが頭をもたげてくるものだ。

 不安については、原因のはっきりしているものと、何となく不安というものがある。たとえば明日の試験、面接、試合、頼れるものがいなくなった状態での不安、将来の生活や家計に対する漠然とした不安など、さまざまな原因で私たちは眠れなくなるのだろう。

 こうした不安が高じると、ストレスとなって全身にのしかかってくる。現代病の原因はほとんどが、ストレス由来といわれるほどさまざまな形で身体にも影響を及ぼす。しかし、一般の内科などの3分間診療では、直接の原因がわからないと、医師の方でも「これはストレスですね」と言ってすませてしまうことも少なくない。そして、さまざまな不安症候群となって発現する。

 「旋毛不安症候群」。これは「つむじのあたりが薄くなってきたのではないか」という不安を伴う症候群で、中高年の多くの人に潜在化しているといわれている。中高年になれば、鏡を見るともはやこうした不安症候群の種は尽きない。さらに心身に痛みを発する不安もある。うつ病に近い、体からのイエローサインだ。

早めの受診で不安を解消して1日も早く元気に

 では、こうした不安を抱えたままで、いつまでも生活をしていいのだろうか。いつ頃病医院を受診すればいいのだろうか。もちろん通常は「こんな不安はみんな持っているものさ」ということで解決させているが、身体に異常が現れて日常生活に支障をきたすようではそうもいっていられない。あまり不安が長引くようであれば、精神科や心療内科などを受診するのがいいだろう。

 通常の「検査~診断~治療」という流れよりも、じっくりとあなたの話を聞いてくれる精神科や心療内科は、心の問題が身体に影響を与えるという前提で診療してくれる。不安の原因を一緒に探ってくれるはずだ。最近では薬剤療法も進み、精神科や心療内科のあるクリニックや診療所は増えてきているので、外来通院でも受診しやすい。

 精神科や心療内科を受診すると、医師はうつ病の治療と同様に抗不安薬や精神安定剤などを使ったり、不眠であれば軽い睡眠導入剤などを処方してくれる。睡眠薬の常用が依存症になるのではないかとまた不安になる人もいるが、最近の睡眠薬は従来に比べ依存性が少ないといわれている。ここのところ何か身体が不調だ、何となくもやもや不安を抱えているというときは、早めの受診で気分を切り替え、心身ともに健康になる方法を選択したほうがいいだろう。
(文=編集部)

若いうちのEDは動脈硬化注意のサイン~不妊の原因の半分は男性である!
インタビュー「目指せフサフサピンピン!男性専門クリニック」第3回・メンズヘルスクリニック東京・小林一広院長

テストステロン(男性ホルモン)の存在に着眼し、AGA(男性型脱毛症)治療、男性皮膚治療、男性更年期、前立腺がんのサポート、男性不妊など、男性の外見や内面の健康に関わる様々な治療を独自の視点から行うメンズヘルスクリニック東京(東京・丸ノ内)の小林一広院長。第3回目は「男性妊活・男性力」について。
第1回AGA治療はコスパが重要~薄毛の悩みを抱える人は1200万人
第2回男性6人に1人が「隠れ更年期障害」! 更年期障害は女性だけの病気じゃない!!

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

日本中毒学会評議員(同学会クリニカルトキシコロジ…

横山隆

大阪市内のクリニック勤務。1987年 産業医科大…

吉田尚弘