ソーシャル疲れで「新型うつ」に!TwitterやFacebookの中毒者はメンタルを気をつけろ

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
185855079.jpg

ここ数年で一気に広まったFacebook、Twitter、mixi、そしてLINE。SNSは、今ではやっていない人を探す方が難しくなってきた

 デート中、商談の最中、授業中、とにかくあらゆる場面で、あらゆる人たちが「スマホでSNS」に興じているが、これだけ多くの時間を、1つのネットワークに熱中していると何らかの影響があるのではないか...と思っていたら、イギリスのエディンバラ大学の研究チームが「大いに影響あり」という実験結果を発表した。

 実験は20人の被験者を対象に、さまざまな質問を繰り返す。ただ、質問をする状況はその都度変えていき、SNSにアクセスした後にも質問が行なわれた。

 この実験で顕著にみられたのは、まず、初めは質問に対して自分で考えて答えを出していたものが、SNSで回答が得られると知るや、先ほどの自身の答えを簡単に引っ込めてしまうことだった。そして、SNSでの回答を自らの答えとして提示したのである。

 さらに、答えを見出そうと苦労するのではなく、スマホなどの操作によって答えに行き着こうとするようになった。また、難問に当たった際、まず「SNSの中に回答を見出そうとするようになった」のである。

 被験者たちは、こう考える。「SNSによって、多くの回答を手にすることができるのだから、自分はそこから最適のものを選ぶだけ」と。本人はとても賢い方法と思っているのだが、しかし、SNSで得られる回答がどれだけたくさんあったとしても、それは他人の頭で考え出されたものである。

 実のところ、彼らは「他人の考えを受け入れている」に過ぎない。

 こうした傾向を研究チームでは、「SNSによって自らの頭で分析しようとする努力を怠るようになり、判断力が弱まるとともに性格が怠惰になっていく」としている。

 被験者数が20人であることや、年齢性別など条件を変えて実験が行なわれていないため、この実験結果にどれだけの信頼性があるかは疑問であるが、ただ、これが一つの傾向なのだとは何となく頷ける内容ではある。

<治療の中断>を減らした「オンライン診療」~会社やカフェからアクセスする患者たち
インタビュー「自宅や職場からの遠隔診察を可能に」第3回:新六本木クリニック・来田誠院長

第1回:<治療の中断>を減らした「オンライン診療」~会社やカフェからアクセスする患者たち
第2回:通院不要の「オンライン診療」~支払いはクレジット決済、薬は院外処方箋を自宅に配送
第3回:<治療の中断>を減らした「オンライン診療」~会社やカフェからアクセスする患者たち
 「5大疾病」のひとつとされ、もはや誰でもかかりうる病気となった精神疾患。その治療は長い期間にわたることが多いため、通院には負担がかかるのが常だった――。そんな精神科の診療をオンラインで行うことを可能にし、利便性を高めたのが新六本木クリニックだ。

理学療法士。日本で理学療法士として勤務した後、豪…

三木貴弘

大阪大学大学院言語文化研究科教授。米国ウィスコン…

杉田米行

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志