尽きない厚労省への疑念、責任を全うする役所とは言い難し

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コロナ感染死亡者8,300名超え、生活困窮者の自死22,000名超え

 また、やるべきコロナ抑制対策として、こんなに明らかで簡単な具体策の必要性が分かるのに一年も掛かることか。ここに至る迄に、コロナ感染死亡者は8,300名を超え、経済も覚束ない、生活困窮からと思われる自死も、22,000名を超えた。

 こんな事態に至ったのは、ウイルスキャリアになってしまう、無症状感染者を野放しにしたからだ。
 
 昨年7月には、感染確定者と疑う余地のない濃厚接触者以外の言わば“ただの無症状者”には絶対にPCR検査はしないとも言える事を決め、この方針を周知徹底すべくご丁寧にも、問答集まで作成し各県保健当局に事務連絡している。

 因みにこの時の責任者は、顧問として未だ省に留まっていると聞きます。個人的感情を言わせて貰えるなら、世が世なら「閉門の上、蟄居謹慎申し付ける」と言いたい。

 感染症ムラの人達よ。日本の公衆衛生機関トップとして、あなた達は何を守ろうとしてきた。国民の健康と生命ではなったのか。

 未曾有のこれ迄を省みれば、そして四波を懸念するなら、よもや新型コロナ検査拡充の動きが逆戻りすることは無いだろうが、期待される治療薬の開発には又も疑念を感じる……。

 待ち望んだコロナのワクチンは出来たが、その開発より早いように見える変異株の出現と市中感染のスピード。

 それ故もはや、海外の一部では効きめが落ちる可能性を言う報道もある。我々高齢者が接種する時はどうなのか、打ったら打ったで、重篤なアレルギー症状を呈したという報道も有り悩みは尽きない。

 しかも日本での事例は直近で、約15万人接種で25人と欧米に比べ圧倒的に多い、韓国も然り。欧米が接種する以前から、上 昌広先生が東アジア人での副反応はどうなのか、と指摘されていたのはこう云うことか。厳密にアレルギーをチェックしているから、とすることで説明が付くことなのか。

 変異株の感染実態を把握する事の重要性は言うまでも無いが、こう云う時の為に在るのが感染研のはずだが、自らの権威主義が邪魔をして実態把握は、遅々として進まないように見える。進まないどころか、一部自治体や大学研究部門の調査にブレーキを掛けているのではないかとさえ感じる。

 今ふっと湧いたように見える変異株の流行であるが、感染実態は以前からもっと広いのではないのか、これが四波の前兆かも知れない。こんなに見えにくい感染実態を招いているのは、感染研の縄張り意識の弊害によることだと言いたい。

 変異株によって今後、ワクチン開発も目まぐるしく変わることでしょうが、今程度の変異株の実態把握では、日本人に適した国産ワクチンの登場は覚束ない、又も海外に遅れをとることになってしまうのか。

 変異株へのワクチンの効果が変わってしまうのか、これが日本人に適しているのか、接種前から考えさせられる。

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HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

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