尽きない厚労省への疑念、責任を全うする役所とは言い難し

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厚労省は真剣に国民の生命を守ろうとしているのか?

「ようやく総理大臣が無症状者へのPCR検査の必要性に言及した」
 
 3月5日、緊急事態解除延長に絡む説明の折りに今後、高齢者施設3万カ所でのPCR検査と変異株の流行を把握すべく大都市でのモニタリング調査を行うことを表明した。
規模・頻度は分からないが、無症状者への検査の必要性を認めた発言だ。

 これが昨年4月に中国から、無症状の新型コロナ感染者が他にも感染させる報告があって以降、一年経って漸く辿り着いた結論だ。

 この間、厚労省医系技官・分科会専門家・感染研(以後、感染症ムラ)はその都度、PCR検査が拡充できない理由をこじつけて、やって来なかった。感染症ムラの人達は全く信用できない。

クラスター発生は施設の責任だと決めつけていいのか

 最近、何故早くそうしなかったかの批判を嫌ってか、前からそうであったと言わんばかりに何の説明もなく、無症状者へのPCR検査について言ったり、やろうとする動きが見られたが、この度は総理大臣自らその必要性に言及したことになる……。

 同じ日に、NHK首都圏ニュースで戸田中央総合病院での院内クラスターについての報道があったが、院内クラスターとしては最大クラスと言われている。

 昨年11月に看護師の感染が分かって以降2月迄に、看護師172名・患者150名が感染、内45名の死亡者を出した。

 1月に厚労省から派遣されたクラスター班の調査報告は概ね、マスク無し会話・マスク出来ない患者・濃厚接触者の把握不足・シフト変更時の伝達の問題等がクラスター発生の主な要因としている。

 これだけを見れば病院側の責任は否めないが、日々四六時中緊張しながら従事する中、ほっとする瞬間にマスクを忘れたとしても、誰が責めることが出来るでしょうか。他の要因も高齢者施設と同じく、ディスタンスが取れない病院ならではのことです、現に今尚クラスター発生は後を絶たない。

“だからこそ”無条件でエッセンシャルワーカーへのPCR検査をやるべきだったのだ。無症状者による感染が分かってからは、当然やらなければならないことだった。

 病院側に完璧を求めるのは簡単だが、当事者にとっては大変厳しいことだ。感染症ムラは「ちゃんとやるように決めたもんね~」だろうが、到底それで済む話ではない。

 日本の公衆衛生に責任を負うトップ機関として、海外の取組に学び科学的思考を重ねれば、少なくも一波収束時に何をすべきか容易に導き出されたはずだ。感染症ムラの人達のやること為すことは、予想される事態に対して全くの、不出来・不作為に尽きる。病院側に非がある等と言える資格が有ることだろうか。

 これ迄の、このような施設でのクラスター発生は、感染抑制対策の明らかなミスであり、この度の菅総理発言はそれを補うように、やってあたり前の事を表明しただけのことだ。

 日本人なら、ねずみ算の一匹がその後にどれだけ影響を及ぼすかは皆知っている。況してやコロナの伝播は、ねずみとは比べものにならないほど早い。感染症ムラの人達は、新型コロナ無症感染者を例え一人でも多く発見することの意味と重要性は知っていなければならなかった。やること為すことお粗末すぎて、二の句が継げない有り様だ。

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