怪我から復帰&電撃移籍の川崎フロンターレ齋藤学選手 実は“健康オタク”だった!?

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治療院に通うルーティンに頼らない

 前十字靭帯の治療を続けるなかで、不安も少なくなかったという。

「サッカー選手の一番大きな怪我は、やっぱりアキレス腱と前十字靭帯です。キャリアのなかで一番大きな怪我ですからね。前十字靭帯損傷の発生件数とか、いろんな人の経過を調べたりすると、再断裂や反対側の足の靭帯を断裂するケースも多かったんです。だから今でも、それは恐い部分として頭の中に残っています。逆足のケアはもちろん、再断裂には気をつけています」

 齋藤選手は、治療院だけに頼らず、自分で治療できるように努力もしているという。

「何かあると治療院に頼るというルーティンは、自分の中で持ちたくないという気持ちがあります。今は28歳。日本でプレーしていますが、将来は海外でやりたいという希望が今もまだあるので、日本で3つも4つも良い治療院を知っていたから良いパフォーマンスができていたというふうにはしたくないんです。ルーティンができると、それを崩すというのも意識してケアをやっています」

 このように、海外移籍を見据えたこだわりを明かす。

トレーニングや食事へのこだわり

 怪我では、肉体的だけではなく心にも影響が出る。齋藤選手は、自分なりにメンタルケアに取り組んでいるという。

「メンタルのことももちろん考えています。メンタルトレーニングにも行きますし、僕は本をよく読むほうなので、自己啓発ではないですが、どういうふうにしたらモチベーションが上がるか、あるいはどうしたら自発的な意識が出てくるかなどを調べたりします。本によって書いてあることは違うので、自分がどの考え方に向いているかをよく考えて、そこから得られる知識を活用しています」

 現在の一日のトレーニングについても聞いた。

「朝10時からフロンターレの練習が始まります。9時くらいにはクラブに来て、アップをして体を温めます。チームでしっかり練習を積んだ後に、基本的には居残りで基礎練習というのも十分に行っています。全体の練習が終わった後が、それぞれの選手の特徴があるんです。僕の場合は、基本的に治療とトレーニングをスケジュールに一個ずつ入れているという感じです。ジムで体の調整をしたり、体のキレを出す運動をしたりとか。それがメンタルトーニングに変わる日もあります」

 食事にも、ただならぬこだわりを持っている。

「一時は栄養士さんをつけて、タンパク質を多めにして栄養を補うというようなかたちをとっていましたが、ファスティングなど、食べない時間をつくることも大切だとか、食べ過ぎることも体にとってマイナスのひとつになるという考えを知って、朝飯を抜いて、昼夜はきちんと食べるとか食事のとり方を変えたりもしました。食品自体も大切にして、体に何を入れるかをきちんと考えるようになりました。保存料なども気にして、ちゃんと農家の人がつくった野菜を宅配で取り寄せて食べるということも始めたんです。ジュースとかも、あまり飲まないです。水とお茶です。食事に関しては、選手によって、栄養士さんによっても言うことが違うし、こだわりもそれぞれ。いろんな人の話を聞き、自分に合ったものを取り入れようと思っています」

 睡眠に関しても、こだわりを持っている。

「眠りが浅くて、すぐに起きてしまいます。だからといって日中眠くなるわけでもない。ショートスリーパーというわけでもないんですけど。寝ている時間がもったいないので、本物のショートスリーパーに生まれたかった。サッカーやっている以上、寝ないわけにはいかないですが、サッカーをやっていなかったら、たぶん寝ずに何かをしているタイプだろうなって思っています。ただし、疲労回復のための専用ウェアを使ったり、アイマスクもしています」

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Doctors marche

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