シリーズ「本能で楽しむ医療ドラマ主義宣言!」 第20回

『ブラックペアン』 女医目線で気になる二宮和也と猫ちゃんの関係

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気になる佐伯教授と看護師長、ニノと猫ちゃん、世良先生と看護師花房

 今回、医師と看護師のペアが気になりました!女医目線だからなのか、全ての組み合わせが男と女であることにも引っかかってしまいました(笑)!佐伯教授と看護師長、ニノと猫ちゃん、世良先生と看護師花房。佐伯教授付きのオペ看護師長は、なんとできる人なのでしょう。

 言いたいことの8割は口に出さず、補佐に徹している。女としては完ぺき?長い歴史を知り尽くした夫婦以上の関係とまで言われていましたね。世良と花房の間には、ブラックペアンの中では唯一のほっこりポイントだったかわいいやり取りも見えました!竹内君らしい~感じで良かったですね。

 でも現実世界では、こんな医師と看護師の関係は(恐らく)ないし、私は見たことはありません。大学病院では病棟担当看護師は病棟のみ、オペ室看護師はオペ室専属なので、このドラマのように、医師専属で常にそばですべてをフォローする看護師と医師の関係なんて存在しません。心臓のオペにつくのが得意なオペ看などはいましたが、医師付きは見たことないな。あるとしたら、いわゆるナンバー2の医師が教授の傍らで補佐をしたり、ともに仕事をしたりする、という感じでしょうか?

 以前、私が働いていた小規模病院では、人員不足のため、外来看護師がオペ看もこなしていたことはありました。その病院ではどこに行っても同じ顔の職員といった感じで、それはそれでアットホームでやりやすかった覚えがあります。世間的に医師と看護師の関係は、まだまだドラマ同様、魅惑的・秘密めいた雰囲気なのでしょうか(笑)。

 次回からは東城大の知られたくない患者、ブラックペアンの謎、心臓に残されたペアン、全てが見えてくるのでしょうか? ニノの「遂に逝ったか……」、この言葉は裏に違う言葉が隠れていそうです。佐伯教授のやり残しとは何なのでしょう。
 
 先輩のゴールドのステト(聴診器)をニノが使ったよ~なんていう噂も聞き、いつニノがゴールドのステトを使うのかと楽しみに見ております。それから、伝え聞くところによると大人気のユーチューバーはやしんさんが、役者デビューでネット世界では大盛り上がりとか。
どうやら手術を受けた患者さん役のようです。毎回話題になる特別出演の俳優陣!ドラマも話題づくりにいろいろ大変ですね。
(文=井上留美子)


『ブラックペアン』 女医目線で気になる二宮和也と猫ちゃんの関係の画像2

井上留美子(いのうえ・るみこ)
松浦整形外科院長
東京生まれの東京育ち。医科大学卒業・研修後、整形外科学教室入局。長男出産をきっかけに父のクリニックの院長となる。自他共に認める医療ドラマフリーク。日本整形外科学会整形外科認定医、リハビリ認定医、リウマチ認定医、スポーツ認定医。
自分の健康法は笑うこと。現在、予防医学としてのヨガに着目し、ヨガインストラクターに整形外科理論などを教えている。シニアヨガプログラムも作成し、自身のクリニックと都内整形外科クリニックでヨガ教室を開いてい。現在は二人の子育てをしながら時間を見つけては医療ドラマウォッチャーに変身し、joynet(ジョイネット)などでも多彩なコラムを執筆する。

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