大相撲・暴行事件の発端にも……「スマホ依存」社会が脳に異変を起こす!?

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0歳〜5歳のスマホ接触率は58.8%にも

 いまや、中高生のスマホ依存は、大人が思っている異常に深刻な領域に突入している。

 スマホ依存の実態をルポした『スマホ廃人』(石川結貴・文春新書)によれば、さまざまなグループとLINEのやり取りをして、休日には連続10時間の操作を続け、数時間スマホを放置すれば未読メッセージが100件、200件と<積もる>女子高生もいる。

 さらに、子育てにスマホが必須の現代では、乳幼児のときから<スマホ漬け>が始まっており、0歳〜5歳のスホマ接触率は58.8%にも達しているという。

 どんなに現状を嘆いても、スマホのない時代には戻れない。いかに節度をもちスマホと付き合うかが問われる今、生身の人間とのコミュニケーションを大切にすることが唯一の処方薬なのかもしれない。ところが、今や人と会うのもスマホを介さないと叶わないのだから、頭の痛い問題である。
(文=編集部)

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