中高年の2割が日常生活に支障〜気になる<メタボ率>40代独身男性は既婚者の約2倍

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孤食と男と独身と……

 メタボ構成要因(腹囲/血糖/血圧/中性脂肪)のいずれでも独身者が優位な高値を示したが、それは同調査結果が浮き彫りにした日常の暮らしぶり(その内訳)を比較してみれば納得がゆくというもの。

 細かな数値は省くが、独身者の場合は「1週間の外食日数」が3.8日で最多、「朝食を抜く割合が週3回以上」も最多。なのに「1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上実施している」割合では最下位……。

 20歳時と現在のBMI(体格指数)比較でも半ば予測通りで、+9.2㎏の独身者が高い値を示した。

 さらに問題は「生活習慣改善の意向」を問うた質問への回答ぶり。こちらでも「改善するつもりはない」「特定保健指導を希望しない」という居直り傾向が最も多かったのも独身者だった。

 「定期的な運動や減量など生活習慣の是正によって、関節炎などの状態が良くなり、将来的な機能障害リスクを低減できる可能性がある。しかも理論上は高齢者よりも中年層の人たちのほうが運動によって得られる効果は高いと考えられる」

 これは前出のBrown氏らの報告掲載誌に付随論評を寄せているTomas Gill氏(米イエール大学大学院教授)の指摘だが、メタボ解析の和田教授らも「生活習慣」の比重の大きさや男性陣における「家族状況/婚姻状況の影響」を指摘している。

 東京医科歯科大学の最新研究報告では「同居者がいるのに1人で食事する高齢男性」の死亡リスクは、「家族らと一緒に食べる人」に比べて1.5倍も高まるとの可能性が示唆されている。

 「孤食」の2文字は、何も高齢を待たずに「40代独身男性」でも日々噛みしめている、苦い総菜のようなものか……。しかも、厚生労働白書では「独身40歳の5年後結婚率」が1%と推定されているらしい。

 日常生活動作(ADL)の障害対策も<備えあれば患いなし>。40代からやれることは少なくない。とりわけ、<未婚時代>を生きる独身男性は生活習慣の改善から臨むべし!
(文=編集部)

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