ドラマ『陸王』では老舗足袋製造業者がランニングシューズ開発に挑戦(画像は番組公式HPより)
話題のTBS日曜劇場『陸王』の最終回(第10話)が、平均視聴率20%の大台を超え、有終の美を飾った。
老舗の足袋製造業者が伝統技を活かしながらランニングシューズの開発に挑戦する今作は、『半沢直樹』『下町ロケット』の作家・池井戸潤氏の原作。ドラマでは、役所広司さんや寺尾聰さんら名優陣の競演ぶり、今をときめく山崎賢人さん(息子役)、竹内涼真さん(ランナー役)が活躍するなど見どころ満載で注目された。
ドラマに魅了された視聴者の中は、ドラマの真の主役であるシューズ『陸王』を「履いてみたい……」と思った人も少なくないはずだ。
「陸王」で足の機能を取り戻す!?
その「裸足の感覚」で走れる地下足袋型『陸王』のモデルとなったのは、薄さ5mmの天然ゴムソールを手縫いで縫い付けた実在のランニング足袋「MUTEKI」。ドラマでは「ホモサピエンスと走りの歴史」から始まり、現代靴の「クッションの功罪」や「薄いソールの問題点」などが挿入された。
当サイトでも、これを示唆する「<クッション性のある中敷き>にケガの予防効果なし~<素足>で足の機能を取り戻せ!」という最新知見を紹介している。
『陸王』でランナー・茂木弘人役を、本物さながらの走りで熱演した竹内涼真さんだが、番宣として出演した医療バラエティ番組『名医のTHE太鼓判 芸能人に余計宣言SP』(TBS系・10月9日放送)では、医師から「外反母趾」という衝撃の診断をされた。
高校時代はJリーグ・東京ヴェルディのユースチームに所属してたほどのサッカー少年だった竹内さん。右足の親指が外側に曲がっている外反母趾という診断には、「サッカースパイクをはいていたことが原因か!?」と番組内でアナウンスされた。
外反母趾は、パンプスやヒールの高い靴を履く女性にも多く聞かれる悩みのひとつ。じつは<裸足の感覚>を実現する『陸王』的なアプローチは、ヒト本来がもつ足の機能を取り戻し足のトラブルを改善するといわれている。