水虫は「1日に1回」の足洗いで防げる! 白癬菌は24時間で皮膚に根を出す

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水虫は「1日に1回」の足洗いで防げ! 白癬菌は24時間で<皮膚に根を出す>の画像1

水虫は「1日に1回」しっかりと足を洗えば防げる(depositphotos.com)

 当サイトでも紹介したが、秋から冬にかけては「水虫の季節」でもある(参考:女性はサンダルからブーツに替わる秋こそ「水虫」に注意!一方で水虫治療のチャンスの時期でも)。

 水虫は「白癬菌」というカビが起こす皮膚疾患。「虫」なんていうから、動き回る虫を連想しがち。しかし「菌類」なので、キノコなどを思い描いたほうがわかりやすい。胞子の状態から菌糸を伸ばして増殖していく。

 胞子が皮膚につくだけなら、何の問題も起こらない。実際、どこにでもいる常在菌なので、皮膚につくことを避けることは難しいことなのだ。それよりは、「ついた胞子が根付かないようにする」ことが大事だ。

 根を出すまでに必要な時間は、およそ24時間。つまり、1日に1回、確実に胞子を洗い流してやれば、菌は根付かず、水虫にならないということになる。これなら簡単に実行できそうだ。

 菌を洗い流すのに、特別な物を使う必要はない。普通の石鹸で、丁寧に足の指の股まで、しっかり洗えばいいだろう。手を洗うのと同じだ。水でしっかりと洗い流そう。

タワシでゴシゴシと洗うと水虫に

 注意が必要なことが一つ――。土の上に置いただけの種よりも、溝にうずめた種のほうが早く根が出る。白癬菌も同じ。胞子も「皮膚」にくっついているだけより、「皮膚でできた溝」に入り込んだほうが早く根付いてしまう。

 24時間よりも早く菌糸を伸ばしていく。さらに、湿度が高いなどの白癬菌にとっての好条件がそろうと、<根が出る>時間がさらに早くなる。

 だから、タワシや硬い垢すりでゴシゴシと洗うのは禁物だ。皮膚に無用な小さな傷をつけることになり、そこに胞子がもぐりこんでしまうからだ。足を傷つけないように手で洗うようにしたい。洗い終わったら、しっかりと水分を拭いて、乾燥状態を保つ。

 先ほどのように、24時間よりも速く菌糸が伸びて行くこともあるので、外出して帰ってきたらすぐに足を洗おう。皆さんの中には、家に帰ったら、うがいと手洗いを実行している人も多いはず。そこに「足洗い」も加えたい。これが、水虫を防ぐ効果の確かな方法だ。

 さらに、足の裏の白癬菌がつく可能性のある、バスマットやタオル、靴下などは、こまめに洗濯しよう。大丈夫、普通に洗濯機に入れて洗うだけで白癬菌はきれいさっぱりと流れ落ちる。

 水虫の人の足の角質が落ちれば、そこに白癬菌はいる。そういった場所は、できるだけこまめに掃除して、落ちた角質を除去するようにしよう。

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