健康な膣は「弱酸性」〜<膣内フローラ>の改善が「ニオイ」「性器ヘルペス」の予防に!

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生活改善と乳酸配合ジェルで弱酸性を保つ

 乳酸桿菌などの善玉菌が減少する原因はさまざまだが、最も大きいのが免疫力の低下といわれている。免疫力は、病気のほかにも、ストレスや睡眠不足、疲労などでも低下するが、そのほとんどはすぐに改善できるものではない。

 最近では、膣に直接、乳酸を挿入するという方法もある。乳酸配合ジェル「インクリア」は膣に挿入することで、膣内を弱酸性に傾ける。

 悪玉菌を減らそうと、陰部を石けんでゴシゴシ洗うと、善玉菌まで減らす可能性もある。<健康な膣>のためには、生活習慣の改善を心がけるのがいちばんだ。そのうえで、乳酸配合ジェルを使ってみたらいかがだろう。

 ただし、膣のニオイがきつかったり、痛みやかゆみがひどいときには、婦人科を受診してもらいたい。
(文=編集部)

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