トランプ大統領が感染リスクを世界に撒き散らす!? 移民・ワクチン・環境政策で暴挙

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
反移民・反ワクチン・反環境保護で感染症のリスクを世界に撒き散らすトランプ大統領の罪と罰の画像1

感染症を撒き散らすトランプ大統領(depositphotos.com)

 高校・大学の受験を経験した人なら、誰でも心当たりがあるだろう。ゴロのいい覚え方だ。たとえば数学なら√2=1.41421356(一夜一夜に人見頃)。日本史なら1192年(いい国作ろう鎌倉幕府)の類だ。

 医学系・薬学系の人が、第1類感染症(ペスト、南米出血熱、マールブルグ熱、エボラ出血熱、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、天然痘)を覚える時は、「ペットなんとまぁえらく天然」「南米の一番えらいペットはクマ」「マクラへ納豆ぺっ!」などと諳(そら)んじるという。記憶力が少々弱くても、ゴロゴロしながらでも覚えられるらしい。

 だがゴロはゴロでも、一国の大統領にゴロゴロされてはたまらない。感染症のリスクを世界に撒き散らすドナルド・トランプ大統領をテーマに話を進めよう。感染症とトランプ大統領? なぜ関係があるのだろうと思ったかも知れない。ところが、大ありなのだ。

感染症のリスクを世界に撒き散らすトランプ大統領

 ご存知、トランプ大統領の錦の御旗(トランポノミクス)は、米国ファーストに潜む大衆迎合(ポピュリズム)、世界を目くらましする偉大なるアメリカ再生の夢、孤立・分断・排外主義を標榜する反グローバル・ナショナリズムだ。

 2017年以降、トランポノミクスがアメリカ社会と世界情勢をどのように変質させるのか? 世界平和を脆弱化させるのか? 瞬時も目を離せない状況にある。

 トランポノミクスの余波は、医療・保健分野にも及ばざるを得ない。反移民・反ワクチン・反環境の愚策は、世界のグローバル化に逆行するため、感染症を流行させる誘因になる高リスクがある。

 まず、トランプ大統領は、なぜ反移民にこだわるのか? トランプ大統領は、就任前から移民の不法入国を阻止するため、メキシコ国境に壁を築くなどと暴言。就任直後の1月27日にイスラム諸国7カ国の国民の90日間の入国を禁止する大統領令を発令したが、連邦裁判所の執行停止に阻まれた。

 だが、3月6日にイラン、リビア、シリア、ソマリア、スーダン、イエメンのイスラム諸国6カ国の国民の入国を禁止する大統領令に署名、90日間の入国禁止、120日間の全難民の入国を停止した。「この国はテロの脅威から免れるわけにいかず、我々の敵はこの国の自由や寛大さを我々に対してしばしば悪用する。その事実は変わらない」とジョン・ケリー国土安全保障長官は、規制・審査のない渡航が国の安全保障を脅かすと強く指摘した。

 しかし、このような排斥を受けた人々は、どうなるのか? 米国外に入国先を求め、居住圏を形成するほかない。このような移民の特徴は、ワクチンの接種率が低下し、麻疹、風疹、百日咳などのVPD(ワクチン予防可能感染症)に対する免疫が弱いので、居住圏そのものがVPD発症の巣窟になる恐れが強まることだ。

離島での事業継続と都市型のドミナント戦略の共存で急成長の訪問看護ST
インタビュー「訪問看護ステーション」後編:Recovery International株式会社代表・大河原峻さん

前編『自由な発想で事業を拡大!看護師が起業した「訪問看護ステーション」の成長の秘訣』
訪問看護の業界において、これまでの訪問看護の枠に囚われない自由な発想で事業を拡大し急成長を遂げている訪問看護ステーション「Recovery International株式会社」。同社を運営する河原峻氏に、今回は同社が進める離島での訪問看護事業、今後のビジョンなどについて話を聞いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

神戸市垂水区 名谷病院 内科勤務。1987年 産…

吉田尚弘

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

つつみ病理相談所http://pathos223…

堤寛