ギャンブル依存症から救う<魔法のコトバ>~依存症は意志の強さだけでは治せない

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依存症患者を救う魔法の言葉とは?(depositphotos.com)

 今、注目されている「ギャンブル依存症」。昨年末の衆議院本会議で成立・施行された「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)」でカジノが合法化されるため、懸念の声が上がっている。

 そのため、その対策を検討する閣僚会議が開催されたり、ギャンブル依存症対策地方議員議連が発足したりするなど、社会全体で考えるべきテーマのひとつに浮上しているのだ。

 なかでもパチンコ依存症は、長年にわたって社会問題になっている。青木雄二・原作のフジテレビ系のドラマ『ナニワ金融道 PART6』でも、高岡早紀が演じるパチンコ依存症の主婦の悲劇が描かれている。パチンコの軍資金のために借金を重ねるので、中居正広が演じる優しい金融業者がパチンコ依存をやめさせようとするが、うまくいかない……。

 もし身近にギャンブル依存症の人がいたら、どのように接したらいいのだろうか?

依存症は意志の強さだけでは脱せない

 「やめたくてもやめられない」「マズイと判っているのに繰り返してしまう」――こんな自覚がありながらも、それで生活に不利益が生じているなら、それは「依存症」といえる。

 そして、依存症は本人の自覚なく症状が進行していく。これが、この病気の怖さだ。自分では「まだ大丈夫」「ただハマっているだけ」と安易に思っていても、気がつくと「やめたくてもやめられない」――こうした状態になっているのだ。

 依存症患者の治療を行っている榎本クリニック(東京都)の院長である山下悠毅医師は、次のように説明する。

 「多くの方が、『依存症は意志の弱い人がなるもの』と捉えていますが、これは全くの誤解です。ドラッグ、ギャンブル、アルコール、タバコ……、これらを繰り返して続けているうちに、意志の力だけではどうやっても断つできなくなってしまう人がいるのです」

 そして、「私が担当する患者の中には、プロのアスリート、実業家、弁護士という職業の方も少なくありません。彼らは、過去はもちろん現在も、強い意志をもって仕事をしています」と付け加える。

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

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