<勝っても負けてもやめられない>課題山積のカジノ法案で「ギャンブル依存症」が増加!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
324205847.jpgカジノ実現で抜け落ちた「ギャンブル依存症」対策(shutterstock.com)

 ついに日本でもカジノが現実のものに──。

 カジノを合法化する統合型リゾート(IR)推進法案が、12月2日午後、衆院内閣委員会で採決され、自民、日本維新の会などの賛成多数で可決された。

 内閣委の審議は2日間で6時間強。多くの論点が積み残されており、党内や推進派からも「拙速すぎる」と批判が出るほどの早さだ。

 この法案は超党派の議員連盟に属する8人が提出したもので、成立後1年をめどに政府がカジノの法制化を行なうという内容だ。民進党などが反対する中、与野党の合意なく審議入りしたが、自民・維新の数の論理に押し切られた格好だ。

 日本にカジノを作ることについて、シンガポールでカジノを視察した安部首相は「日本の成長戦略の目玉」と語り、菅義偉官房長官も「観光振興、地方創世、産業振興の面で大きな期待が持たれている」との立場を示している。

抜け落ちている「ギャンブル依存症」への配慮

 だが、政府首脳をはじめとするカジノ推進派の論点からは、カジノの実現によってさらに増えるであろう「ギャンブル依存症」についての配慮は、まったく抜け落ちているかのようだ。

 日本は、現在でさえギャンブル依存症患者の多い国として知られている。どの街の目抜き通りにもパチンコ屋が店舗を構え、パチンコによって生活を破綻させてしまう人が後を立たない。

 2014年には厚生労働省研究班が、「依存症が疑われる成人は人口全体の5%弱の536万人」との推計を示しているほどだ。

 ギャンブル依存の恐ろしさが、ひしひしと伝わってくる一冊がある。大王製紙の前会長・、井川意高の『溶ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』だ。

アトピーの元凶は「スキンケアの常識」!「肌に優しい洗顔料」など存在しない
インタビュー「カウンセリングでアトピーを治す!」第2回:須階富士雄医師(芝皮フ科クリニック院長)

アトピー性皮膚炎は非常に厄介な病気である――。この不可解なアトピー性皮膚炎の原因として、患者やその家族の心の問題にいち早く着目し、治療に取り入れているのが須階富士雄医師(芝皮フ科クリニック院長)だ。第1回「アトピー性皮膚炎に心理療法を! 患者の話を聞くだけで完治したケースも」

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

2017年4月より、はるひ呼吸器病院(愛知県)病…

堤寛

小笠原クリニック札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認…

横山隆