冬の新定番となるか? 豊かな香りで冷えたカラダを温める「ハーブスチーム」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
521620822.jpg自宅でもできるタイ伝統の「ハーブボール」(shutterstock.com)

 いよいよ冬の到来だ。東京の都心では、11月としては54年ぶりに初雪を観測し、明治8年の統計開始以降、初めて積雪を観測した。

 この時期にのぼるの話題は<温まる>ネタ。食べ物や生活の工夫、温泉などの注目スポット、そして<温める>セラピーは定番人気だ。

 寒さが苦手な人はもちろん、寒いのが平気な人にとっても<冷え>は禁物。そう「冷えは万病の元」だ。体の冷えは、血行不良の表れでもある。血液の循環が悪くなれば、酸素や栄養素が行き渡らなかったり、老廃物の排出が滞ったりと代謝が悪くなり、全身の活力も低下する。

 そこで最近では、カラダを温めることで治療効果を発揮する「和温療法」が注目されている。

 「和温療法」とは、「室内を均等の60℃に設定した遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を15分間温めて、サウナ出浴後さらに30分間の安静保温を追加して、最後に発汗に見合う水分を補給する治療法」だ。

 発汗作用を促す通常のサウナと違い、全身の血管機能の改善を目的とし、湿度や温度、時間の設定が厳密だ。長年の臨床での実施の裏付けもあり、慢性疲労症候群や慢性疼痛、線維筋痛症などの慢性疾患や、さまざまな難治性疾患の人の苦痛を和らげるために、取り入れる医療機関が登場している。

 ほかにも「気分・食欲・睡眠・便通を是正し、鬱気分を軽減」させる効果もあるので、病気の治療に限らず、さまざまな不調の治療や予防にも適しているという。温かいサウナに入った後、ゆっくり休んで水分補給すれば健康回復するなんて、ぜひ試してみたい気持ちの良さそうな治療法だ。

蒸したハーブの香りと薬効で美容効果も

 カラダを温めるセラピーは、とくに冷えに悩む人が多い女性には、気持ちまでほっこりとリラックスできるため、人気が高い。そこで、今もっとも注目されている「ハーブスチーム(Herb Steam)」を紹介しよう。実はハーブスチームを提供するサロンが、全国的に増えている。

 ハーブスチームはいわゆる民間療法だ。ハーブを蒸して、その蒸気で全身を温めて血行を良くしたり、毛穴を開かせて皮膚からハーブの薬効を吸収させる自然療法である。ハーブの香りが充満する中で行うので、鼻からも薬効を吸収できるのも、ハーブスチームの特徴だ。

 血流のめぐりを良くすることで、老廃物を排出するデトックス効果、美肌効果、痩身効果、冷え性などの体質改善が期待できる。女性が気になる美容にも効果があるのが、ハーブスチームの人気の理由だ。

がんになってもあきらめない妊活・卵巣凍結 費用は卵巣摘出に約60万円、保管は年間10万円
インタビュー「がんでも妊娠をあきらめない・卵巣凍結」後編・京野廣一医師

がん患者への抗がん剤による化学療法は妊孕性(妊娠のしやすさ)を低下させる。がんにより妊娠が難しくなる患者を支援するため、2016年4月に「医療法人社団レディースクリニック京野」が、治療前に卵巣を凍結して保存しておく「HOPE(日本卵巣組織凍結保存センター)」を設立すると発表した――。医療法人社団レディースクリニック京野理事長の京野廣一医師に卵巣凍結の仕組みについて訊いた。
前編『「がん」になっても妊娠・出産をあきらめたくない女性のための「卵巣凍結」とは?』

小笠原クリニック札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認…

横山隆

大阪市内のクリニック勤務。1987年 産業医科大…

吉田尚弘

シカゴ大学医学部内科・外科教授兼個別化医療センタ…

中村祐輔