さすがに首相が議会中には……oatawa / Shutterstock.com
さすがに首相が議会中には……oatawa / Shutterstock.com
10月5日(現地時間)、ノルウェーの国会で他党の党首が登壇中、エルナ・ソルベルグ(Erna Solberg)首相がポケモンGOの画面を開く瞬間(=GPS信号がなく断念)の写真が報道陣にゲットされた。
しかし同国では、数多の政治家たちもポケモンGO漬けを公言しているようなお国柄だ。登壇中だった自由党の女性党首も首相(保守党)とは「ゲーム仲間」とかで、「彼女はちゃんと話を聞いていたはず、私たち女性は2つのことを同時に出来ますからね」と咎めるよりも、ツィッター上の投稿で擁護したそうな。
そんな大らかな国民性の一方で、「児童らが(学内にスマホを)携帯したがる影響をどう考えるのか?」「その規則を作る(=見本をみせる)立場が政治家なのに……」と怒りを隠せないSNS投稿層がいることも事実だ。
では、オトナの政治家陣もポケモンGOの虜になるような北欧の人々は、スペインはバルセロナ発の「やりすぎ」に関する次の研究報告を、いったいどう受け取るのであろうか? それこそ女性首相のコメントを拝聴してみたいゲーム案件である。
子どもたちがビデオゲームに興じる際、いったい何時間からが「やりすぎ」に相当するのだろうか? そんな研究解析を実施したのは、バルセロナにあるデル・マール病院放射線科のJesus Pujol氏だ。
その成果は、『Annals of Neurology』(9月号)に掲載された。Pujol氏が調査対象に選んだのは、7歳~11歳の男女児童を子育て中であるバルセロナ在住の親たち、その協力人数は2400人を超えたという。
彼らに答えてもらったのは「わが子の1週間あたりのビデオゲーム習慣」についてである。
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