小池百合子・新都知事は障害者への差別主義者か? 「子どもの障害は親の責任」という偏見

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160802_03_1.jpg幹部職員に対する挨拶をする小池百合子知事(写真は東京都の公式HPより)

 8月2日に初登庁した新東京都知事の小池百合子氏。都知事選の際は、「女性も、男性も、子どもも、シニアも、障がい者もいきいき生活できる、活躍できる都市・東京」というモットーを掲げ、政策のひとつとして「高齢者・障がい者の働く場所を創出」と打ち出した。

 東京五輪もさることながらパラリンピックにも意欲的で、まるで障害者への理解にあふれる平等主義者のようにも思えるが、実態はどうか? 

 これまでの言動やブログでの発言に照らし、ネット上では小池都知事のレイシスト(人種差別者)ぶりが各方面から指摘されている。障害者への基本認識や社会参加のあり方も怪しいものだ。

 7月30日付の赤旗新聞によると、「自身の公式サイトで、家庭教育支援議員連盟(通称=「親学(おやがく)」推進議連)の勉強会に参加していたこと」を明らかにしていたが、現在は削除されているという。

 家庭教育支援議員連盟は2012年に超党派で設立され、参加議員には戦前教育を再評価する、そうそうたる顔ぶれが揃っている。設立時の会長からして、「愛国心教育」を推進する安倍晋三・現首相だ。

「発達障害は、予防は簡単、治療は大変」に抗議が殺到

 

 同議連は、設立年の5月に「発達障害は伝統的な子育てで予防できる」という趣旨の勉強会を開き、抗議が殺到した。関連団体が当時の安倍晋三会長に、資料の破棄などを求める要望書を送る顛末もあった、いわく付きの団体だ。

 資料には伝統的子育てへの回帰として、「言葉かけが多い」「あやす」などの記載があったというが、これは科学的根拠に欠け、極めて概念的だ。

 また、当時の朝日新聞(2012年6月29日付)によると、資料には発達障害は「予防は簡単、治療は大変」などと記されていたという。

 発達障害に明るくない人は、この障害名から「発達の過程で生じた障害」というイメージを持ち、「なるほど、育て方次第では発達障害にならなかったのかもしれない、予防できたのかもしれない」と納得しかねない。

 こういった誤情報が、発達障害への正しい理解と社会的対応を、撹乱させてしまうのではないだろうか。

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