AV出演強要問題のキーワードは「洗脳」! カルト宗教にも通じるその手法とは?

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洗脳されてカメラの前へ……(shutterstock.com)

 『週刊文春』などが報じるAV(アダルト・ビデオ)業界の出演強要問題は、各マスコミやネットメディアに波紋を広げている。単なる撮影会と言われて行ってみるとAVの撮影現場。断ると高額な違約金が発生すると言われ、否応なく出演させられる……。

 そんな告発が相次ぐ中、現役AV女優の香西咲氏もメディアに登場し、AVの出演強要の実態を訴えた。7月29日に毎日新聞から配信された記事で香西氏が語っているのが、AV業界の「洗脳」の手口だ。

 それによると、香西氏は所属事務所によって、事務所関係者と特定の占師以外は、家族や友人であっても連絡は遮断され、「考え方がポジティブになるノート」を繰り返し書かされたという。香西氏によると、事務所の経営者はその手法を自ら通った自己啓発セミナーから学んだのだとか。

ネット上では「本人も納得のはず」という声

 さらに香西氏はこのように証言している。

 「家族や友達とも遮断され、ずっと『(経営者になる)夢のために』と聞かされてきました。相談できるのは事務所と(経営者のA氏が紹介する)占師だけで情報が完全に偏っていた。洗脳は具体的にされてみないと分からない、というか、されている時も気付かない。まだ完全に解けていないのかもしれません」

 また、香西氏がインタビューに答えた『週刊文春』(7月21日号)の記事に登場する別のAV女優は、「携帯電話も換えられ3年に渡り社会から隔離された状態だった」「(経営者から)『俺たちは実際の家族じゃないか。(歌手になるという)夢に向かって突き進もう』と煽られていた」と証言している。

 これらの証言に対し、ネット上では「本人が納得して出ていたはず」「何十本も出ていたのに強要なんてありえない」という批判も起こっている。だが、相手の価値観に支配され、そこから抜け出す選択肢を考えることができなくなってしまうことこそ、洗脳の恐ろしさだと言える。

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