「ニッポン美肌県」4連覇は選挙制度で揺れる過疎が進むあの県~美肌をつくる“5大要件”とは?

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永作博美・栗山千明・羽田美智子を輩出したアノ県が……

 個々の順位はさほどパッとしないが、レーダーチャートのバランスは抜群に良い。同社の寸評でも、次のように書かれている。

 「肌質・肌表面・肌色の全体バランスが取れています。気象の面でも美肌を育みやすい環境が整っており、このことが総合ランキング1位に関連していると考えられます」

 4連覇の喜びを「しまね観光大使」安田英里香さんもこう語る。

 「肌にいい気象条件に加え、島根には、蕎麦やしじみ、新鮮な魚介類など体の中からキレイにしてくれる食材がたくさんあります。また、日本三美人の湯、日本三大美肌の湯をはじめ、60カ所以上も温泉があります。みなさん、島根で美肌とご縁を結んでみませんか」

 う~む、ポーラ社の寸評と観光大使の弁だけを読んでも「美肌首位県」の魅力や、美容上で学ぶべきヒントが垣間見える。じぶんの住む県の長所や短所を自覚しつつ、美容対策に励みたいものだ。

 ちなみに、全国から美女が上京・集結しているはずの東京都は美肌ランクで11位、最下位の47位は茨城県だった。茨城県出身には、永作博美さん、栗山千明さん、羽田美智子さん……いずれも美肌で有名な人がいる。今秋の発表では“美の下剋上”が起きるのだろうか。

 そして、合区問題で揺れる、首位・島根のお隣の鳥取は12位。もう一方も、徳島33位、高知10位という、隣県なのに明らかな順位差。合区制度の反対意見のなかには「いくら隣りでも文化、経済圏が違う」「合区は乱暴」という声がある。翻って、美肌ランキングをみても、その意見に何となく膝を打つデータとなっている。
(文=編集部)

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