さまぁ~ず・大竹一樹さんを襲った「筋膜炎」~40代を突然見舞う歩行困難の痛み

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

加齢とともに硬くなる筋膜

 「足底筋膜炎の特徴は、足の裏のかかとの付け根が痛む、体重を乗せると痛む、とりわけ朝起きた時の痛みなどがあげられます。足底筋膜は加齢とともに硬くなりやすいため、上手く伸び縮みしなくなり、歩くたびにその負担から炎症が生じるのが、痛みの原因だとされています」

 また、単純に使い過ぎても筋膜の炎症は起こり、加齢者の場合とは対照的に若いアスリートが見舞われやすい症状でもあるという。

 「治療法は、足の裏をマッサージしたり温めてみたりして、血流を改善する方法が手っ取り早い。もう少し専門的になると、足のアーチが潰れている人(いわゆる偏平足)の場合などは、医療機関などでインソール(足底板)を処方してもらい、足底筋膜に負担がかからないようにする方法もあります」

長時間の歩行や立ちっぱなし、加齢や肥満などが招く

 筋膜は、仮にすべての器官や臓器が溶け去ったとしても、「筋膜だけはヒトのかたちをして残るのでは!?」とも語られている強靭な結合組織だ。

 とはいえ、足底筋膜の場合、長時間の歩行や立ちっぱなしの日常的環境、加齢や肥満などの要因が、足底筋膜炎を招くといわれている。

 大竹さんと同世代の皆さん、他人事と思わずに、足にある「筋膜」の存在を忘れずにケアを心がけてもらいたい。
(文=編集部、監修=三木貴弘)

三木貴弘(みき・たかひろ)
理学療法士。日本で理学療法士として勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の医療、理学療法を学ぶ。2014年に帰国し、現在は北海道・札幌で理学療法士として医療機関に勤務。その傍ら、一般の人に対しても正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。執筆依頼は、”Contact.mikitaka@gmail.com”まで。 

 

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 顕歯会 デンタルみつはし 理事長…

三橋純

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆