さまぁ~ず・大竹一樹さんを襲った「筋膜炎」~40代を突然見舞う歩行困難の痛み

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突然見舞われる「筋膜炎」で歩行困難に(shutterstock.com)

 お笑い人気コンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さん(48)が、先月下旬に緊急入院した。気になる病名は、あまり聞きなれない「筋膜炎」――。

 テレビ東京系のレギュラー番組『モヤモヤさまぁ~ず2』(6月12日放送分)の冒頭で、三村マサカズさん(49)は“相方の不在理由”を次のように釈明して当日のロケを始めた。

 「大竹が筋膜炎で……オレも初めて聞いたんだけど、もぉ、脚が痛くて痛くて今、車椅子で生活してるらしい」

 この「筋膜炎」は、男性ならば40歳以上、女性の場合は50歳以上で、ある日突然見舞われる疾患だといわれている。

 番組中盤、電話による出演となった大竹さんは、謝罪しながら「足がね、一切動かなくなっちゃいまして。歩けなくなっちゃいまして。ものすごい怖いよ。夜中に死ぬと思った」と、その痛みを明かした。

 この欠席ロケは、急遽、代打出演で駆けつけたはいだしょうこさんが加わって無事に終了。心配された大竹さんの容態は、次週予告で元気に回復した姿が紹介されるというオチで終えた。

注目される「筋膜」の足裏事情

 臓器や骨や筋を支え、全身を結合させている組織である「筋膜」は近年、注目されているキーワード。「筋膜」にアプローチする治療法は認知されつつあり、テレビ番組をはじめ各メディアでも特集されるほどだ。

 では、大竹さんが襲われた「筋膜炎」とはいったいどんな症状なのだろうか?

 理学療法士の三木貴弘氏は、大竹さんの筋膜炎を「足底筋膜炎」ではないかと仮定し、その特徴や治療法をこう説明した。

 「足底腱膜炎は、足の裏にある筋膜が炎症を起こすことで痛みが生じます。足底筋膜は上から見ると扇の形に似ており、かかとの骨の付け根から足の各指におよびます。主な役割は、歩くときなどの衝撃を吸収したり、足の“アーチ”を保つ助けをしたりというもの」

 筋膜は、「強度」を担うコラーゲンと、「伸縮」を担うエラスチンが網目状に交差している。そのため、水のような空間部分(ゾル状の細胞基質)を有する。

 そこが炎症によってゼラチン状(ゲル状の細胞基質)に変質すると、それぞれの機能低下が生じるといわれている。

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