合計286歳! ストーンズの公演にキューバ50万人が熱狂! “切れる脳”を維持するには?

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公式サイトで無料のキューバ公演を告知(http://www.rollingstones.com/)

 高齢期を迎えても、健康な脳を維持したい――。

 そう強く願うならば、今日からエレベーターの利用を控え、階段を上る労を日々いとわないほうが得策かもしれない。

 そんな脳の若さに関する興味深い研究報告が。『Neurobiology of aging』(4月号)に掲載された。

 「歳をとっても明晰な頭脳を保つためには、もちろん勉強や読書も必要だが、それと同様に体力も重要であることが今回の評価研究で示せたと思う」

 研究著者でカナダ(モントリオール)のコンコルディア大学のJason Steffener氏はそう語る。

 本研究では、健康な成人331人(19~79歳)を対象にMRIを用いて、各自の脳の状態を評価した。

「よく学び、よく歩け」で脳を磨く

 結果、学歴が高い人ほど、そして日常的に階段を多く利用している人ほど、脳が「若い」傾向が判明したそうだ。

 しかも教育期間が1年長いとそのぶん、物理的な脳年齢も「1歳近く若い」という具体的な評価にも結び付いた。

 さらに興味深いのは、日常生活の積み重ねで現われる脳齢の差異。1日に上る階段数が1階ぶん多い人の物理的脳年齢は、「半年以上若い」という評価が下されたのだ。

 今回の成果はあくまでも、上記2点の因子と脳の健康の関連性を示したに過ぎない。因果関係を証明する意図とは違うものの、階段にして「1階ぶん」が分岐点という結果はわかりやすく、健康志向派の実行力を大いにくすぐるものだ。

 「生理学的な脳年齢と実年齢の差に関して、教育要素と身体活動の双方が影響するということが今回判った。しかも、“若い脳を保ちたい”そう積極的に考える人は、階段を使うという手っ取り早い方法で誰もが挑める」

「キレる」よりも「切れる」人でありたい

 Jason氏らの謳う“エレベーター任せから階段利用へ”の健康手段に国境はない。いつもの通勤・通学路、あるいは散歩道を例にとれば明白。

 これまで「横断歩道に比べて億劫、この上ない」と忌避してきた歩道橋を日々使ってみるだけでいいのだ。「億劫」を「健康」という二文字に差し替えるだけで感じる景色は変わり、脳の若さ維持につながるのであれば安上りではないか。

 折しも3月25日、ザ・ローリング・ストーンズが米国と国交回復したキューバの首都ハバナで初の歴史的無料コンサートを開催。2時間・全18曲の圧巻のパフォーマンスで、50万人の観衆を熱狂させた。

 後期高齢者に突入、むしろ「以前よりも“切れ”が増している」と世界中のファンを驚愕させている。ミック(72)、キース(72)、チャーリー(74)、ロニー(68)、4人の年齢を足せば286歳! ステージの活動量さながら、脳のほうも、全員さぞ若いことだろう。

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