俳優・松方弘樹は「脳リンパ腫」だった〜罹患率は10万人に1人、抗がん剤治療や放射線治療で闘病

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「頑張るしかない! 1日も早く脳リンパ腫を乗り越えたい!」

 さて、松方さんと言えば、「父は俳優の近衛十四郎、母は女優の水川八重子、弟は俳優の目黒祐樹」という筋金入りのサラブレッド。明治大学中野高校3年生だった1960年に東映に入り、『十七歳の逆襲 暴力をぶっ潰せ』(日高繁明・監督)で主演デビューを飾った若武者だ。

 半世紀以上にわたって、男っぷりのよさで東映の時代劇や任侠映画で大暴れ。日本テレビ系『天才・たけしの元気が出るテレビ』などのバラエティー番組でも超人気者に。知る人ぞ知る釣りの名人でもある。昨年5月には、「萩クロマグロトーナメント」で自己最高を10kgも更新する361kgの巨大クロマグロを釣り上げた。

 主治医から告知を受けた松方さんは、「先生を信頼して、おっしゃることを守り、頑張るしかない。1日も早く病を乗り越え、元気な姿をお見せしたい!」と闘病に意欲を見せている。6月から上演予定の主演舞台『遠山の金さんと女ねずみ』をはじめ、TV番組や歌の公演は、すべてキャンセルずみだ。今秋からのカムバックをめざして、治療と療養に専念するという。

 俳優のキャリアも釣果のレコードも大胆で男性的だ。73歳はまだまだ若い。1日も早くカムバックして、元気な笑顔を見せてほしい!
(文=編集部)

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