「筋膜の時代」の幕開けか?
筋膜は肩こりや糖尿病だけではなく、さまざまな身体の不調を治す可能性を持っている。筋膜に対しての施術を得意としているサロン「トリガー」(東京都港区)の半田学代表(理学療法士)は次のように解説する。
「肩こりや腰痛はもちろんのこと、病院で原因不明だと言われていた痛みが筋膜の調整によって改善したケースはかなりあります。もし原因がわからずに悩んでいるケースがあれば、一度、筋膜へのアプローチを検討することをおすすめしています」
筋膜にはさまざまな可能性が秘めていることが最近の研究で明らかになってきている。ヘルスケアは、 「筋膜の時代」の幕開けなのかもしれない。
(文=編集部、監修=三木貴弘)
三木貴弘(みき・たかひろ)
理学療法士。日本で理学療法士として勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の医療、理学療法を学ぶ。2014年に帰国し、現在は東京都で理学療法士として医療機関に勤務。その傍ら、一般の人に対しても正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。執筆依頼は、”Contact.mikitaka@gmail.com”まで。