最後はアナログ頼みの「デジタル終活」~隠しておきたいデジタル遺品の処分!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2106985-2.jpg

スマホは個人情報の宝庫(shutterstock.com)

 今、突然、自分や家族に死が訪れたら、残された者は何をしたらいいのだろうか? 葬儀の手配などとともに親戚や知人への連絡も急務となるだろう。だが、当人の交友関係は、ほとんどがスマートフォンや携帯電話のアドレス帳のみに残されている。ところが、パスワードがわからず、どうやって知らせたらいいのか……。そんな時代が訪れている。

 スマホを含む携帯電話の加入者数は1億5000万台を超え、PC保有世帯率も約8割(平成26年総務省調べ)。情報機器の普及が進んだ現代において、「デジタル終活」が静かな広がりを見せている。

家族に遺したいもの、見られたくないものを区別

 「デジタル終活」とは、自らの死を迎えるために準備を整える「終活」のデジタル版。スマホやPC利用者が死を迎えた際、こういったデジタル機器を利用した「告知」、機器に内蔵された「データ取り出し」、逆に人に知られたくないものを削除する「データ削除」といったことが主なメニューとなる。

 このような、デジタル終活を支援するサービスも出てきた。たとえば、Yahoo! JAPANが提供する、人生の最期に関連する総合ポータルサービス「Yahoo!エンディング」では、葬儀の見積や手配といったサービスのほかに、デジタル終活を支援する「生前準備」というサービスが用意されている。「生前準備」は、死後に最大200人に個別メッセージが送信可能で、家族や友人などが故人へのメッセージを掲載できる「メモリアルスペース」も用意される。

 ほかには、「Yahoo!ウォレット」の課金停止や、クラウドストレージサービス「Yahoo!ボックス」のデータ削除も行ってくれる。これらのサービスの利用料は、月額最大280円だ。

 終活の際にメインとなるデジタル機器は、特にスマホだろう。この個人情報の宝庫には、アドレス帳やメール、LINEなどコミュニティアプリでのメッセージ、画像、ネット閲覧記録、「お気に入り」などのブックマークなど、遺族には必要なもの、一方で亡くなった本人にとっては知られたくないものという二律背反するデータが残る。

スマホのロック解除はコストと時間がかかる

「新型うつ」はどう治す?~心理的な背景にある〈偏り〉の改善がカギに
インタビュー「職場でのうつ病の再発を防ぐ」秋山剛医師(NTT東日本関東病院精神神経科部長)第2回

うつ病の仲間とともに再発を防ぐためのプログラム「うつ病のリワーク」が注目を集めている。今回は、いわゆる「新型うつ」について、 NTT東日本関東病院精神神経科部長・秋山剛医師に話を聞いた。

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

シカゴ大学医学部内科・外科教授兼個別化医療センタ…

中村祐輔

タイ式ヨガ「ルーシーダットン」マスターコース認定…

五十嵐あゆ子