シリーズ「子どもの心と体の不思議のサイエンス!」第7回

赤ちゃんは“大泣き”して自己主張している 夜泣き、たそがれ泣きの対処法は?

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 夜泣きは、赤ちゃんの睡眠のリズムが未発達で、浅い眠りの最中に目が覚めてしまうのが主な原因だ。また、知能が発達したために、昼間のさまざまな経験が夢となり、夢を見ている時に夜泣きをする場合もある。眠りの途中で目が覚めたことに不機嫌になっているのかもしれない。夜泣きは、赤ちゃんの成長過程で表れる自然な生理現象なので、お母さんの接し方が原因ではない。

 夜泣きがひどい時は、軽くトントンたたいて「ここにいるのよ」と安心させる。抱っこして母乳を飲ませたり、乳首を口に含ませたりすれば落ち着く。静かな音楽を流したり、ベッドメリーを回したりすれば、赤ちゃんが我に返って泣き止むこともある。寝ぼけて泣いているなら、完全に起こしてから寝かしつけることも得策だ。

 朝早く起こしたり、昼寝のし過ぎに気をつけるなど、夜にぐっすり眠れる生活リズムを作ることが大切だ。お母さんひとりでケアするのはムリ。お父さんに協力してもらいながら、家事が後回しになっても仕方がないと割り切り、昼寝や休息を取ってストレスをためないようにしよう。

どうしても泣き止まない時はどうするか?

 新生児は、快と不快、安心と興奮という両極端の気分しか持っていない。赤ちゃんは、何かが不快だから泣く。何かは不安だから泣く。たそがれ泣きも、夜泣きも、時期が来ればいつの間にか治ってしまうものだ。

 万策尽きて、どうしても泣き止まない時は、どうするか? たとえば、赤ちゃんに大きな声をかけて、ちょっとビックリさせて、気持ちを切り替えさせる手もある。ものは試しにやってみよう。

 1歳頃になると、赤ちゃんの情緒も発達する。人見知り泣き、つられ泣き、お母さんの追いかけながら泣く後追い泣きも始まる。自分の要求が通らなかった時のかんしゃく泣き、うそ泣きなど、泣きのバリエーションがグンと増えてくる。

 このように、言葉を覚えるまでのおよそ1年間、赤ちゃんは、様々な工夫をしながら、自分の気持ちを周囲に伝えようと奮闘している。泣くのは、赤ちゃんの意思伝達の姿、最初の自己主張だ。泣く理由がどうしても分からなければ、「どうしたの?」と赤ちゃんに話しかけて、コミュニケーションをとるようにすれば、赤ちゃんはきった安心するだろう。
(文=編集部)

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