>  >  >  > 「男らしさ/女らしさ」の違いは何から生まれる?
シリーズ「子どもの心と体の不思議のサイエンス!」第1回

乳児期は、男の子のほうがよく泣き、女の子のほうがよく笑うのはなぜ?

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男らしさ/女らしさの違いは何から生まれる?shutterstock.com

 子どもは風の子! 元気な子どもほど、親を元気づけるものはない。産まれるや否や、這(は)えば立て、立てば歩めと心がはやる。スクスク育てば、夫婦の仲をとりもつ鎹(かすがい)になる。「三界の首枷(くびかせ)」と心配のタネにもなる。親は「焼け野の雉夜(きぎすよる)の鶴」とハラハラさせられる。「子の心親知らず」と無念も噛みしめなければならない。ともあれ、古今東西、子どもの成長は、親の生きがい、得がたい喜びであることに変わりはない。

 子どもでなかった大人はいない。だが、自分が子どもの時に、そのすごさをイメージすることなど思いもよらないことだ。親になり、子どもの成長を目の当たりにしてはじめて気づく。「子どもは、すごい!」と。

 シリーズ「子どもの心と体の不思議のサイエンス!」は、「大人と子ども、なぜどこがどう違うの?」という素朴な出発点に立ち、知っているようで知らない、分かっているようで分からない、子どもの心と体の不思議をひも解こうと思う。今回は、「男らしさ、女らしさは生まれつきなの?」をテーマに話そう。なお、このシリーズでは、生後約1ヶ月までを新生児、1年未満を乳児、小学校就学までを幼児と呼ぶ。

男女差は子どもの行動や性格に影響を及ぼしているのか?

 性は2種類ある。男と女という生物学的な性差(セックス)と、男らしさと女らしさという社会的・文化的な性差(ジェンダー)だ。生まれつきの男女差と育て方・育ち方の差と言ってもいい。

 女の子はお人形さんが好きで、男の子は自動車が好きだ。これは親の子ども育て方の結果と考えられてきた。たが、最近の小児科学の研究によれば、生まれつきの男女差は、子どもの行動や性格に影響を与えることが分かってきた。

がんになってもあきらめない妊活・卵巣凍結 費用は卵巣摘出に約60万円、保管は年間10万円
インタビュー「がんでも妊娠をあきらめない・卵巣凍結」後編・京野廣一医師

がん患者への抗がん剤による化学療法は妊孕性(妊娠のしやすさ)を低下させる。がんにより妊娠が難しくなる患者を支援するため、2016年4月に「医療法人社団レディースクリニック京野」が、治療前に卵巣を凍結して保存しておく「HOPE(日本卵巣組織凍結保存センター)」を設立すると発表した――。医療法人社団レディースクリニック京野理事長の京野廣一医師に卵巣凍結の仕組みについて訊いた。
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