肉ブームで再び注目! 夏バテ対策とダイエットに"ジンギスカン"

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ジンギスカンでダイエット?! sihuzahu/PIXTA(ピクスタ)

 暑い夏、しっかり食べて体力をつけられる肉。近年では、糖質が少なく体脂肪を生産するインスリンの過剰分泌がないため、肉はダイエット向きの食材として注目されている。筋肉や酵素の原料となるアミノ酸や、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、高齢者にも積極的な摂取が勧められている。

 なかでもダイエットに向いているのは、脂肪燃焼に必須の「カルニチン」を多く含むラム肉。北海道グルメのジンギスカンは、その代表料理。鍋や鉄板で羊肉、つまりラム肉と野菜を焼いて食べる伝統料理だ。タレとともに味わうあの独特のジューシーな味わいは、一度食べたら忘れられない――。

 ラム肉は、中国の買い付け量が増えたことがあって、2013年初頭から価格が急激に高騰。当時話題になっていた、ラム肉のヘルシーブームも下火になってしまった。だが、ラム肉の価格は2015年6月には下がり傾向が見られるため、これから再注目される可能性がある。

 そんなラム肉のダイエット効果をあらためて見直してみたい。この季節、エネルギー源となるタンパク質をしっかり摂取して、夏バテを防ぐためにもおすすめの食材だ。ヘルシーといわれるのは、まず、脂肪燃焼作用がある「カルチニン」を多く含んでいる点だ。その量は、牛肉の約3倍、豚肉の約9倍だ。気になるカロリーは100g当たり143kcal。牛肉は約200~500kcal、豚肉は約100~390kcal、鶏肉約100~220kcalなので、比較的低カロリーだ。

 また、ラム肉に含まれる動物性脂肪が溶解する温度が、牛肉や豚肉と比べて高い。ラム肉の融点は44℃で、体温より高いこともあり、体内に吸収されにくい。

 これだけダイエット効果を聞くと、食べずにはいられなくなるラム肉。だが、いざ食べようとしたときに、他の肉と比べて大きな壁がある。それは、あの独特の臭みである。通は、あのくせのあるところに魅力があり、むしろそれを好むそうだが、一般的にはどうしても受け入れがたいところもある。

ラム肉の独特の臭みを消すには?

 ラム肉の臭みを完全に取るのは難しいが、ハーブやアルコールなどを用いて、気にならなくすることはできる。いわゆる、マスキングという方法だ。ラム肉の臭み取りには、酸性にする、アルコールを使う、香味野菜を使うなどの方法がある。

 たとえば、ビネガーやワイン、レモン、オレンジなどに漬けてから調理したり、ジンギスカンのタレやソテーにかけるソースに使ったりする方法がある。また、ローズマリーなどのハーブやスパイスを、タレやオリーブオイルに漬けこんでから焼くというのもおすすめだ。

 また、同じ羊肉でも、ラムではなく「マトン」になると、さらにくせが強くなる。マトンとは、生後2年以上の羊のこと。ラムは生後1年未満で、比較的臭みが少ない。羊肉は買うときも注意しよう。

くせのないラム肉を外食で味わう

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