食品に酸味をつけたり、酸度を調整する目的で使用される添加物。さまざまな種類があり、それぞれの特徴によって使い分けられる。たとえば、うまみを伴う酸味を持つコハク酸は酒類や味噌、醤油に、やや渋みを伴う酸味を持つ酒石酸は酒類に、穏やかな酸味を持つ乳酸はみりん風調味料や漬物に使用される。ジャムやゼリーなどに使用されるクエン酸は、スポーツドリンクをはじめ多くの清涼飲料水に利用される。
ただし、酸味料についても一括表示のため、どんな物質が使用されているかはわからない。クエン酸やリンゴ酸は、ポットの洗浄剤や火力発電所のパイプの洗浄にも使用されている。添加物として使用されている酸味料は「純品」のため、酸としての作用が強い。東京都では、水筒に入ったスポーツドリンクの酸味料が水筒内部の銅を溶かし、飲んだ子どもたちが吐き気をもよおしたといった報告があった。なお、海苔の養殖では、アオサ防止のために海苔の網を酸で洗う。かつては塩酸を使用していたが、今ではリンゴ酸が使用される場合もある。
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