杉田水脈も暴言参戦!? ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』安達祐実がシングルマザー役に

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杉田脈議員は「シングルマザーをウリにするな」と主張(画像は杉田議員の公式HPより)

 吉岡里帆が生活保護の受給者を担当する役所のケースワーカーを演じる連続ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』。7月31日に放送された第3回の視聴率は、第2回から0.3%回復して5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、依然として苦戦が続いている。

 そんななか、視聴率回復のきっかけになるのではないかと期待されたのが、8月7日放送の第4回から登場する安達祐実だ。

安達祐実、自らの経験を活かして?

 彼女の役柄は、生活保護を受給するシングルマザー。「私は十分働けます。本来は生活保護を受ける立場ではないんです」と、就労に関する意識も高い。

 ところが、なかなか勤め先が決まらず、元夫からのDVの記憶や、生活保護を受給している負い目から来るうつ病が悪化する……というストーリー。

 この難しい役柄を、自らも5年の間のシングルマザー経験のある安達祐実(2009年にスピードワゴンの井戸田潤と離婚、2014年にカメラマンの桑島智輝と再婚)がどう演じるかが注目だ。

母子世帯の25年で1.5倍に増え123.8万世帯

 日本におけるシングルマザーの生活は困難を極める。厚生労働層が2015年に発表した「ひとり親世帯等の現状について」によれば、母子世帯の数はこの25年で1.5倍に増えて123.8万世帯にものぼる。

 そのうちの80.6%が就業しているが、雇用者のうち57.0%は非正規雇用だ。平均年間就労収入は、正規・非正規合わせると181万円で、非正規に限ってみると、わずか125万円に過ぎない。それでいて、生活保護を受けているシングルマザーは全体の14%程度でしかないという。

 シングルマザーが生活保護を受けにくくしている大きな要因が、生活保護にまつわる「スティグマ(社会的偏見)」であることは明らかだ。「生活保護を受けることは恥だ」と思わせる社会の雰囲気が、母親たちをますます追いつめている。

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