シリーズ「本能で楽しむ医療ドラマ主義宣言!」 第15回

『ブラックペアン』治験コーディネーターの描き方に抗議 二宮和也のリアルな演技に共感

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『ブラックペアン』治験コーディネーターの描き方に抗議 二宮和也の手術中のリアルな演技に共感の画像1

ペアンの謎はいつ明かされるのか?(depositphotos.com)

『ブラックペアン』に(社)日本臨床薬理学会から抗議声明が出されました。描写の一部において、現実とのギャップがありすぎて誤解を招きかねないとの懸念が示されたのです。現場で必死に働いている者からすれば、心地よくない描写は確かにあるのかもしれません。

 臨床の場でも、メディアが「医者が勧めても飲んではいけない薬リスト」などという記事を出すと、うまくいく治療もうまくいかなくなることも多々あるので、薬理学会の懸念も理解できます。

 だいたい、治験コーディネーターと主任教授があんな風に2人っきりで食事をすることなんてありえません。怪しい以外の言葉は見つからない状況です(笑)!

海外の医療ドラマのぶっ飛び方は日本のドラマの比ではない

 しか~し、私は海外ドラマを見すぎているせいか、『ブラックペアン』を見ていてもこんなこと言っちゃって良いの~?なんて、1ミリも思いつかないまま楽しんでいました(笑)。

 医者を描くドラマなんて、それこそブラックなものが多すぎて、実際には存在しない医者だらけです! 日本では時に、『コードブルー』のような現実的な医療ドラマはあるし、『コウノドリ』も医師のやるせなさが表れていて毎回涙なくして見られませんでした。でも、こんなドラマはおそらく世界中見渡しても少数派!ほとんどがあり得ない医師、あるいは実際モデルがいたとしても誇張されすぎたものばかりです。

 絶対に倫理的に許されない医療行為のオンパレード、犯罪もあたりまえ、ぶっ壊しものも多いので、これまた非現実すぎて、逆に面白おかしく見られてしまうものばかり。

 『グレイズアナトミー』なんて、病院を逆恨みした殺人者が次々と医師や患者を殺害するし、爆弾がお腹に入った患者、医師の乗った飛行機の墜落、病院爆破などあらゆる設定が目まぐるしく展開しています。しかも、シリーズが長くなるにつれて荒唐無稽度がぐっと高くなります(笑)。それを楽しめるかどうかは意見の分かれるところでしょう。

 もちろん、医療現場においては秘密主義ととられがちな守秘義務も存在するし、医局制度などの古い体質も残っており、一般的にはまだまだ妄想が存在しているのでしょうか。

 妄想と言えば、私がテレビ出演のお話しをいただいた時に、「白衣の下はスカートですよね?」と言われたことに通じるものがあるのでは?と、ちょっと考えが飛んでしまいました!(ちょっと違いますか……)

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

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