オススメ② シャンプー前のオイルパックで、髪の根元がふんわり、毛先はスルッ!
インバスでオイルパックをするという話はよく耳にしますが、反面、ベトベト感が気になる人も少なくないようです。筆者がおすすめする方法は、シャンプー前のオイルケア。
【1】頭皮を中心にヘアオイルをたっぷり塗布する。量としては10mlぐらい(ロングなら20mlでもOK)。指先でしっかりマッサージしながら頭皮全体になじませたら、そのまま髪にも付けていく。
【2】ラップをして30分前後(忙しいときは15分程度でもOK)放置。
【3】ラップを外しシャンプー。その後はいつものお手入れをする。
(画像提供:MAGNOLiA /担当・KAYOさん)
じつはこの方法は、ぺちゃんこ髪に悩む人に最適。頭皮の汚れや余分な皮脂がしっかりとれるので、根元の毛がまっすぐ立ちあがり、トップにフワッとしたボリュームが出ます。また、毛先側はオイルの効果でしっとり。1週間に1回程度、ぜひトライしてみよう! こんな感じにシルエットが決まります!
ヘアオイルで冬髪トラブルと決別オイルパック後は、「根元ふんわり、毛先まとまる」王道のダイヤ型シルエットが作りやすくなります。
オススメ③ 乾いた髪になじませ今どきスタイリング剤として活用
ウェーブにオイルをなじませると束感が生きて女っぽい印象に。(画像提供:MAGNOLiA /担当・SHINさん)
夏に大ブームだったオイルで作る「濡れ髪風ヘア」。ほどよい束感が「まるでパリジェンヌみたいにおしゃれ♪」と話題になりましたが、髪に毛束感を出ると軽やかな動きが感じられたり、なによりほんのり色気が出るのが利点です。
ショートヘアや伸ばしかけミディアムの髪に使用すれば、素髪より立体感と動きが出て、今っぽい雰囲気が簡単に完成します。
オイルひとつでニュアンスのあるショートスタイルを実現。(画像提供:Cocoon /担当・SAKURAさん)
冬場こそ大活躍のヘアオイル。賢く利用すれば、ヘアサロンのスペシャルトリートメントに負けないぐらい美髪になれる。先ずはお気に入りの1本をゲットすることからはじめよう!
(文=小澤佐知子)
小澤佐知子(おざわ・さちこ)
美容ライター。小学館や学研で外部編集者を経験した後、出産を機にフリーランスに転身。以後、美容ライターとして計50誌以上で取材、執筆を行う。現在はヘアケア・ヘアデザインなど「髪」に関する記事の企画・構成・取材を中心に活動。雑誌や書籍以外に、Webサイトでコラムやインタビューの連載を持つ。東京都内のヘアサロンの「ビジュアル監修アドバイザー」として非常勤役員も務める。