シリーズ「DNA鑑定秘話」第57回 

9900万年前の琥珀から「恐竜のしっぽ」を発見!恐竜のDNAを解明か?

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

血液のヘモグロビンから恐竜のDNAを解明できるか?

 さて、9900万年前をトリップする驚愕のトピックは、まだ続く。

 冒頭の9900万年前の恐竜の化石は、恐竜学者フィリップ・カリー氏の妻の名にちなみ、エヴァと呼ばれる。ミャンマーの鉱山で発見されたエヴァは、宝飾品加工業者が部分的に卵形に成形していた。

 だが、加工時に露出した尾の表面の化学的性質を分析した結果、恐竜の軟部組織にあった血液中のヘモグロビンが分解してできた第一鉄が存在していることが判明。

 血液中に鉄やその他のタンパク質などが残存しているなら、恐竜のDNA解析に期待が持てるかもしれない。恐竜のDNA!!

 シン氏によると、ミャンマー政府とフーコン渓谷を支配するカチン独立軍の間では数十年にわたって紛争が続いているが、紛争は収束に向かっているので、研究者らが琥珀鉱山に入れば、さらに驚愕の発見に遭遇するかもしれない。期待しよう。
(文=佐藤博)


佐藤博(さとう・ひろし)
大阪生まれ・育ちのジャーナリスト、プランナー、コピーライター、ルポライター、コラムニスト、翻訳者。同志社大学法学部法律学科卒業後、広告エージェンシー、広告企画プロダクションに勤務。1983年にダジュール・コーポレーションを設立。マーケティング・広告・出版・編集・広報に軸足をおき、起業家、経営者、各界の著名人、市井の市民をインタビューしながら、全国で取材活動中。医療従事者、セラピストなどの取材、エビデンスに基づいたデータ・学術論文の調査・研究・翻訳にも積極的に携わっている。

シリーズ「DNA鑑定秘話」バックナンバー

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 顕歯会 デンタルみつはし 理事長…

三橋純

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆