ついに世界の糖尿病人口が4億1500万人に! 米国で4人に1人「自分が糖尿病」と知らない

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血糖値が乱高下する「血糖値スパイク」に要注意

 また、糖尿病は「アメリカの死因の第7位」で、アジア人や白人よりもアメリカ先住民、アラスカ先住民、黒人、ヒスパニック系で高かった。収入や教育レベルが低く、特に農村地域に暮らす人で糖尿病と糖尿病予備軍の発症率が高いことがわかった。

 米クイニピアック大学のハワード・セリンジャー医師は、「こうした人々に対して予防の重要性を啓発し、健康的な食生活や運動を促しつつ、一次ケアの提供を充実させることが糖尿病の蔓延を阻止するのに重要だ」と語った。

 日本の糖尿病の総患者数は、厚生労働省が実施している「患者調査」(2014年)によると316万6000人。日本の人口は約1億2700万人なので、糖尿病の患者数は「約2%」に当たる。

 アメリカに比べて日本では糖尿病の患者の割合はかなり少ない。だからと言って安心はできない。冒頭で述べたとおり、本人が気づかないうちに病状が進行している可能性があるからだ。

 また、健康診断では判断できない糖尿病予備軍もある。それが「血糖値スパイク」だ。「スパイク」とはとがったものを表し、血糖値スパイクとは血糖値が急激に上昇した後で急激に下降する現象を指す。

 血糖値スパイクの人は、冒頭の3項目に当てはまる。ひどい場合は、食事をした後でガクッと気絶するように眠ってしまい、空腹時は落ち着きを失う。

 「糖尿病は太っている男性の病気」と思われがちだ。しかし血糖値スパイクはやせ形の女性にも見られる。健康診断で「正常」でも、糖尿病対策を心がけたい。
(文=森真希)

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