いくら歯を磨いても胃腸も悪くないのに「口臭」がする……そんな「喉口臭」の予防法・対処法は?

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口臭に関する第一人者が確立した「ほんだ式口臭治療」とは?

 喉口臭などの口臭に関する第一人者として知られ、『もう口臭で悩まない』(アーク出版)などの著書もある、歯科医師・本田俊一氏(日本口臭学会常任理事・指導医、医療法人ほんだ歯科理事長・院長)は、口臭のデオドラント技術や口臭症治療に関するプロトコル「ほんだ式口臭治療」を確立した。その要点は以下の通りである。

●口臭は「セルフコントロール」できる!
●女性も20代後半からオヤジ臭(加齢臭)が発生!
●自分の口臭が気になる「心理的口臭症」は治療できる!
●口臭対策グッズ、歯磨き、舌磨きは効果なし!

 本田氏は、喉口臭を以下のように説明しているので、要約しよう――。

 呼吸時に鼻腔や口腔から侵入する細菌やウイルスの感染を防御するリンパ上皮性器官がある。それが喉の口峡(口腔から咽頭に入る狭い咽門)の両側にあるアーモンド(扁桃)状の口蓋扁桃だ。口蓋扁桃の表面には小さな亀裂と密なリンパ小節が集まっている。

 口蓋扁桃は、感染防御を行うために免疫物質を産出することから、白色や茶褐色のネバネバした悪臭のある免疫副産物、膿栓を発生させる。膿栓は唾液の働きや舌の運動によって胃に運ばれるが、咳や痰によって反射的に外部に吐き出される場合もある。

 膿栓は、口蓋扁桃の他、舌の奥にある舌扁桃、舌の一番奥にある食道口境界にもある。口蓋扁桃が肥大化し、口呼吸が習慣化すれば、口蓋扁桃の扁桃細胞は乾燥に非常に弱く、反応が過敏になるので、膿栓が蓄積しやすい。

 また、ストレスなどで口腔内の緊張状態が続き、舌の動き(滑舌)が悪くなり、唾液の分泌が衰えると、口蓋扁桃や舌の付け根周辺に生息する嫌気性菌がタンパク質やアミノ酸を分解し、アミン、アンモニア、インドールなどの悪臭を発生させるため、膿栓や舌苔が貯まりやすく、話すと口臭を放つ。

喉口臭の予防策はコレだ!

 喉口臭の予防策はないだろうか? 本田氏は以下のような口臭対策を提案している。

 まず、口蓋扁桃の肥大や耳鼻科的アレルギーがあれば、耳鼻咽喉科を受診する。膿栓や舌苔は取らない。ただし、膿栓を取る場合は、喉の奥を立てるように口を開きながら、殺菌性のあるうがい薬を使ってうがいすれば効果がある。

 口呼吸を改める。 口腔内の精神的なストレスを避ける。舌をよく動かしてハキハキと話す。カラオケも効果がある。よく噛んで食べ、新鮮な唾液をどんどん出し、口腔内を乾燥させない。ガムを噛むのもよい。

 このように、よく噛み、よく舌を使い、よく話せば、唾液の分泌が促進するとともにホメオスタシス(生体恒常性)も高まるので、喉口臭は弱まる。

 たっぷりの唾液がサラサラと流れれば、口臭は消える。それが本田氏の結論だ。「ほんだ式口臭治療」に関心があれば、「ほんだ歯科 ~Dr.HONDAの口臭バイブル~(http://www.honda.or.jp/ )」のホームページにアクセスしてほしい。
(文=編集部)

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