「甘酒」は<飲む美容液>~気になる糖質に注意しつつ、ニキビ予防や美肌のアンチエイジング!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
382180255.jpg

「甘酒」は「飲む美容液」と言われるほど(shutterstock.com)

 この寒い季節、体を芯(しん)からポカポカと温めてくれる「甘酒」。昔からある、どちらかといえば地味なこの飲み物が、ここ数年注目を集めている。関連商品が数多く登場し、売り上げも上昇しているという。

 その理由のひとつは<飲む美容液>とも言われるほどの栄養価の高さにある。美肌自慢のモデルや女優が愛飲していると、ブログやSNSで打ち明けたこともブームに火を付けた。先日12月5日にはNHK『あさイチ』でも取り上げられ、甘酒を継続して飲むと、肌のきめが整うなどの効果があることが紹介された。

 甘酒の何がそんな美肌効果をもたらすのか――。

 まず肌の機能を活性化させ、保湿効果やハリをもたらすビタミンB群が豊富。さらに代謝を促進しアンチエイジングが期待できる酵素が100種類以上も含まれるため、腸内環境が整い、肌荒れや吹き出物などの肌トラブルも改善される。

 加えて、甘酒にはシミや美白に良いと言われている「コウジ酸」も豊富だ。

目の下のクマを薄くしてニキビ予防にも

 実際、肌の状態を改善する効果を裏付ける研究成果も出ている。甘酒の缶飲料を販売する森永製菓は2015年5月、東京工業大学との共同研究により、甘酒を飲むことで<目の下のクマの改善が見られる>という成果を発表した。

 この研究では女性17名に対して、酒粕と米麹を使った「甘酒飲料」と、甘酒風に味付けした「プラセボ飲料」を飲んでもらった。すると、甘酒を摂取した群は、プラセボを摂取した群に比べて、目の下のクマの明るさの有意な改善が認められたという。

 甘酒の飲用後には、皮膚の表面温度の上昇も見られたことから「血行が促進されて、老廃物の排泄が促進されることで、クマ改善に寄与したのではないか」と、研究を主導した森永製菓の稲垣宏之氏は述べている。

 また今年5月には、甘酒が皮脂を抑制する効果についての研究成果も発表。再び「甘酒飲料」と「プラセボ飲料」を1カ月続けて飲んでもらった試験において、甘酒を摂取した群では明らかに<肌の皮脂量が低下>したという。

 さらに細胞レベルの実験で、皮脂量の低下を促しているのは、甘酒の主成分である「酒粕」と「米麹」であることが判明。このことから、森永製菓と東京工科大学は「甘酒の継続飲用はニキビの発生を防ぐ可能性がある」という結論を導き出している。

インソールで体調が改善、疲れにくく生活が楽になる!運動も楽しめる!
インタビュー「インソールで健康増進&機能アップ」第1回 日本フットケアサービス㈱代表取締役社長 大平吉夫

インソール(靴の中敷き)については、足のニオイ消しや靴のサイズ調整などでこれまでに使った経験がある人は多いだろう。「靴の中に入れるものはすべてインソールなのですが、目的や役割で分類できるんです」と教えてくれるのは、義肢装具士の大平吉夫さん。人の目にさらされる機会がほとんどない、地味な存在のインソールだが、実に多様な機能を発揮しているようだ。大平さんにインソールについて詳しく聞いてみた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

滋賀医科大学社会医学講座(法医学)教授、京都府立…

一杉正仁