清原和博、高知東生、高樹沙耶、ASKA……相次いだ有名人の薬物事件! 彼らはなぜドラッグに?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
525636052.jpg薬物依存者は渇望感にさらされる(shutterstock.com)

 2016年もいろいろなニュースが生まれたが、特に世間を騒がせた一連のトピックといえば、相次いだ有名人の薬物報道ではないだろうか。

 今年の薬物事件(報道)をざっと振り返ってみよう――。

清原和博、高知東生、高樹沙耶、ASKA……相次いだ有名人の逮捕

 まずは2月3日。元プロ野球選手の清原和博が覚せい剤取締役法違反で現行犯逮捕。5月17日に初公判が行なわれ、5月31日に懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決が下った。

 清原に関しては2014年から週刊誌で薬物疑惑が報じられていたが、本人は頑なに否定していた。それだけにかつての球界のスターの逮捕には、裏切られた気持ちがしたファンも多かったことだろう。

 清原は2015年には四国にお遍路の旅に出たりもしているが、今にして思えば、彼なりに薬を断とうと思っての行動だったのかもしれない。だが、結局、一度覚えた薬への渇望に抗えなかったのだろうか。

 4月13日、NHKの子ども番組で「うたのお兄さん」を務めた杉田光央が、覚せい剤取締役法違反で現行犯逮捕された。1999年から2003年まで『おかあさんといっしょ』に出演していた杉田は、6月の公判で覚せい剤を使い始めた動機について「『おかあさんといっしょ』のコンサートツアーをはずされたことが遠因にある」と説明した。

 4月14日には、元C-C-Bの田口智治が覚せい剤取締役法で逮捕。田口は前年にも同容疑で逮捕されており、懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を受けていた。今年の逮捕では7月に判決が下され、懲役1年6カ月、うち懲役4カ月を保護観察つき執行猶予2年の判決が言い渡された。

 そして、元俳優・高知東生が覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されたのは6月24日。女性と横浜市内のホテル室内で覚せい剤約4gと大麻約2gを所持していたところを現行犯逮捕。両容疑者共に「2人で使うために持っていた」と認め、9月に懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が下された。

 高知の妻で女優の高島礼子は8月1日、一部の報道によると「周囲の説得もあったうえで」離婚を発表。高島は離婚を望んでおらず、「離婚後もなんらかのかたちで高知をバックアップしていくことを希望している」とも報じられている。

 10月25日には、元女優・高樹沙耶(本名・益戸育江)が、沖縄県内で大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕され、26日に那覇地検に送検された。

 2016年夏には参院選に出馬し、医療大麻の合法化を訴えるなど、かねてから大麻に関して積極的な発言をしていた高木。石垣島では大麻愛好者同士のコミュニティーを築いていたとも報じられている。

 彼女のツイッターはいまでも大麻に関するツイートで埋め尽くされており、大麻の効能を主張するがゆえの確信犯だと言ってもよさそうだ。

 11月25日には、歌手のASKAが覚せい剤取締法違反で逮捕された。ところが検察は12月19日、ASKAの尿として任意提出された液体が、本人の尿だと立証できなかったため、嫌疑不十分で不起訴にした。

 ASKAは、2014年5月に覚せい剤取締法違反で逮捕されており。懲役3年執行猶予4年の判決を受けている。

 今回の逮捕は自ら警察に電話し「盗聴されている」と訴えたことがきっかけだ。逮捕の前後にプログを更新したり、情報番組のキャスターと電話している内容が流されたりして大騒動になった。

 一貫して訴えている盗聴・盗撮被害に関する内容は、通常の感覚では信じがたいもので、覚せい剤の使用による妄想の恐ろしさを伺わせた。すでに拘留は解かれ、釈放されたが、社会復帰の困難さを印象付けた。

 ちなみに12月9日には、俳優の成宮寛貴が、コカインを使用していたという写真週刊誌の報道を受けて、突如、芸能界引退を発表した。成宮本人は薬物使用について事実無根だと主張していたが、それならば芸能界引退などという選択をせず、堂々と潔白を証明してほしいと思ったのはファンだけではないだろう。

 コカインや大麻の常習者であったという週刊誌報道がどこまで真実に基づいていたのか、現時点でははっきりとしない。引退発表後、成宮は日本を出国。一部メディアでは、これを<クスリ抜き>ではないかと疑い、帰国後には真相解明に向けて事態が進展するのではないといわれている。

マイケル・ジャクソンも悩まされた皮膚病「白斑(尋常性白斑)」を治せる時代が到来
インタビュー「皮膚の色が抜け落ちる『白斑』の最新治療」前編:榎並寿男医師(新宿皮フ科院長)

皮膚の色が抜け落ち、白くなってしまう病気、白斑(尋常性白斑)。マイケル・ジャクソンもこの病気だったことが公表されている。従来は難治とされてきたが、近年、治療が進化し、成果を上げている。最先端の治療に取り組み、「8割以上の白斑は改善可能と考えている」という新宿皮フ科院長の榎並寿男医師に聞いた。

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

大阪市内のクリニック勤務。1987年 産業医科大…

吉田尚弘

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫