アンダーヘア事情に変化!~米国女性の6割超が「陰毛」を“全処理”するセクシャルな理由とは?

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

高橋みなみ総監督のおススめ処理法は……

 もう一度、米国事情に話を戻せば、インディアナ大学の研究者らが2010年に実施した調査結果でも、「交際相手がいる女性ほど脱毛している」傾向が判明している。加えて「脱毛派ほど自身の性器に対してポジティブなイメージを持っている」と心理面の効果も読み取れ、実になんともアメリカンな女性気質をうかがわせる。

 一方、日本の場合は「パイパン」という隠語の響きや、その快楽神話、一部男性の嗜好性やAVの企画ものとして重宝されるなど、「剃毛=淫靡」の域を出ない。が、冒頭に登場した今回の研究者のTami S. Rowen氏は、冷静な面持ちで次のようなコメントを語っている。

 「特殊なタイプの性行為(肛門性交、オーラルセックスなど)が陰毛処理に関連するという認識が巷間普及していますが、われわれの統計解析からは特に関連はないと思われます」

 そして必要以上・適量過多でハミ出せば、日本人の美意識もどこへやら、「単なるムダ毛扱い」に一転し、その処理法に苦慮するのは古今東西・老若男女に共通の悩みだろう。

 自己処理は安価だが、剃毛時のカミソリ負けや色素沈着が怖い(=皮膚科医は電気シェーバーを推奨)。毛抜きは痛みが大きいし、埋没毛の弊害が怖い。

 仕上がり面や肌への負担減という点では、専門家によるレーザー脱毛やサロンの光脱毛などが理想的なのだが、手軽さや肌へのやさしさが謳われている「ブラジリアンワックス」はどうなんだろうか?

 「アレ、めっちゃオモシロいんですよ(笑)。めっちゃ痛いんですけど、女の人って痛みに強いから、次に行く時までに痛みを忘れちゃうんですよ。だから、大丈夫です!」

 これはお笑い芸人・ケンドーコバヤシさんの巧妙な誘導尋問にハメられた勢い(?)でか、ラジオ番組内であの高橋みなみさん(元AKB初代総監督)がぽろりと明かしてしまった処理体験談。こうして、たかなみさん特有の明るさで推奨されるとお試し派も増えそうだ。
 
 さて、もうすぐ、抜くか剃るかの夏が来る!
(文=編集部)

バナー1b.jpeg
HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子