注意したい花粉と食品の組み合わせはコレ!
ちなみに、花粉・食物アレルギー症候群を発症しやすい花粉と食品の主な組み合わせ例としては次のようなものがある。
◎シラカンバ、ハンノキ:リンゴ、サクランボ、モモ、アーモンド、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、大豆
◎スギ:トマト
◎イネ科:メロン、スイカ、トマト、ジャガイモ
◎ブタクサ:メロン、スイカ、バナナ
◎ヨモギ:セロリ、ニンジン、マンゴー
(各花粉症の人が必ず食物アレルギーというわけではないので注意)
花粉・食物アレルギー症候群の患者は、国内の花粉症患者約4000万人のうち1〜2割とみられる。症状が軽い人や、アレルゲンとなる野菜や果物が限られている人は、食べないようにすることで自衛も可能だ。
しかし、数が多い場合は重症化する前にアレルゲンとなっている花粉や食べ物を特定することが大切だ。
何らかの花粉症を持っている人で、野菜や果物を食べたり、豆乳を飲んだりした時に口に違和感があるなど気になる症状があるなら、一度アレルギー専門医の診察を受けることをお薦めしたい。
(文=編集部)