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クボジュンが謳う「かかりつけ薬局」って何だ!? 4月からの新制度で「門前薬局」が消える?

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一元管理でローコスト・ハイクオリティの医薬分業を

 かかりつけ薬局の狙いは、地域社会における薬局の割合をより明確化させること。そして、患者の服薬情報を一元的かつ継続的に把握して薬学的指導にあたり、地域住民から信頼される薬局の未来像を促進させる。

 患者側のメリットを列挙すれば、次のような点があげられる。

●薬歴を作成/管理してくれるので、薬の「重複使用」や「相互作用(飲み合わせ)」による副作用などを未然に防止できる。
●病院や診療所の医師が発行する処方内容について詳しい説明や、諸々の服薬指導がいつでも受けられる。
●市販されている一般薬の副作用情報なども含め、健康に関する情報提供が受けられる。

 高齢者の場合、医薬分業の効率化に右往左往したり、複数の合併疾患から多剤処方(ポリファーマシー)による副作用の問題も起きかねない。医師への伝達が不得手で残薬ばかりを無駄に抱えている老人も少なくない。

 かかりつけ薬局を推奨する新制度は、こうした重複調剤や飲み残し問題を抑制し、「必要最低限の調剤」で薬物治療の質的向上を目論む。それと同時に、年間数千億円とも期待される医療費削減の一石二鳥効果を目指しているわけだ。

 一方、患者側のデメリットを挙げると、従来の院内調剤に比べて、①(分業による)二度手間と(調剤指導料の名目で)負担金額のやや割高感は否めない。②かかりつけ薬局に絞り込む事で製剤の種類が増えて処方箋上の在庫がない例も起こり得る、といった点が考えられる。

 冒頭の調査結果に戻れば、今春の制度開始を目前に6割(57.9%)の老若男女がまだかかりつけ薬局を「持っていない」と回答している。では、かかりつけ薬局を選ぶ場合は、どのような機能やサービスを重視しますか? という問いへのBEST3回答はこうだった。

第1位「薬の効果や副作用の確認」57.0%
第2位「複数の医療機関から出ている薬の飲みあわせチェックや残薬の確認」48.7%
第3位「医師の処方内容についての確認」35.4%

 裏返せば、上記の3大興味(多少の疑念?)を抱きつつも実際の薬局選びは地の利や単なる習慣性のみを優先して、意外と無頓着な患者層が半数以上いたということだろう。さて、クボジュン効果はいかに!? 
(文=編集部)

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