スッと治すから「ストナ」、後が楽だから「コーラック」……オヤジギャグな薬のネーミング

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 話題を集め、世間に浸透し、長く愛されるような販売名を! 開発部署からの提案や広く社内公募でも決められるという商標名は、前出の「一般名」を踏襲したり、対象疾患への負のイメージや作用機序を気遣いながら候補が絞られる。

 加えて、響きの覚えやすさ、語呂の良さ、縁起の良い語感、たとえば一般名(=オルセタミビル)から「タミ」を、対象疾患(=インフルエンザ)から「フル」を採って『タミフル』(中外製薬)という次第だ。

 漢方医学界の大家にちなんだ『浅田飴』、昇圧薬なのでズバリ『命の番人』、国交正常化で『征露丸』から改名した『正露丸』、低体温療法と冬眠を絡めた『ウィンタミン』、風邪をスッと治したいから『ストナ』、睡眠鎮静剤は『ドルミカム』、脳をシーンと鎮めるから『ノーシン』、唯一無比の効き目が自信満々の『ムヒ』……。

 便秘薬の場合、溜まった後のスッキリ感(=後が楽)を謳う『コーラック』(大正製薬)や、文字どおりお通じ解決の『スルーラック』(エスエス製薬)、関西弁もどきの直球表現(=よう出る)をアルプス山麓の歌唱法でオブラートに包んだかのような『ヨーデルS』(藤本製薬)などは、“神対応な便秘解消”を期待させる秀逸な商品名だろう。薬に歴史あり!
(文=編集部)

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

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