スッと治すから「ストナ」、後が楽だから「コーラック」……オヤジギャグな薬のネーミング

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 話題を集め、世間に浸透し、長く愛されるような販売名を! 開発部署からの提案や広く社内公募でも決められるという商標名は、前出の「一般名」を踏襲したり、対象疾患への負のイメージや作用機序を気遣いながら候補が絞られる。

 加えて、響きの覚えやすさ、語呂の良さ、縁起の良い語感、たとえば一般名(=オルセタミビル)から「タミ」を、対象疾患(=インフルエンザ)から「フル」を採って『タミフル』(中外製薬)という次第だ。

 漢方医学界の大家にちなんだ『浅田飴』、昇圧薬なのでズバリ『命の番人』、国交正常化で『征露丸』から改名した『正露丸』、低体温療法と冬眠を絡めた『ウィンタミン』、風邪をスッと治したいから『ストナ』、睡眠鎮静剤は『ドルミカム』、脳をシーンと鎮めるから『ノーシン』、唯一無比の効き目が自信満々の『ムヒ』……。

 便秘薬の場合、溜まった後のスッキリ感(=後が楽)を謳う『コーラック』(大正製薬)や、文字どおりお通じ解決の『スルーラック』(エスエス製薬)、関西弁もどきの直球表現(=よう出る)をアルプス山麓の歌唱法でオブラートに包んだかのような『ヨーデルS』(藤本製薬)などは、“神対応な便秘解消”を期待させる秀逸な商品名だろう。薬に歴史あり!
(文=編集部)

HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子