台所での「スマホ」使用に要注意!  大腸菌やカビ……画面の表面では細菌が繁殖

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 では、現在市販されているスマホの衛生は、どう保ったらいいのだろうか。

 最近では防水対応の機種も増えており、これらは水洗いがお勧めだ。ただし、「DIGNO rafre」のように浸水しやすいハンドソープを用いるのは非推奨。だが、水洗いだけでも雑菌はかなり除去できる。

 iPhoneをはじめとする防水非対応スマホならば、PCなどOA機器向けクリーニングキットが効果的だ。抗菌タイプのクロスとクリーナー液がセットになったもので、クロスにクリーナー液を吹きかけて液晶面を拭き取る。

 エレコムやサンワサプライなどの周辺機器メーカーが、1000円前後でクリーニングキットを販売している。防水機能装備のモデルでも、水洗い後にこういったクリーニングキットで“仕上げ”れば、さらに衛生は保たれる。

洗顔用の除菌ウェットティッシュで代用も

 より簡単なものでは、OA機器用ウェットクリーニングティッシュという商品もある。もっと身近なものでは、洗顔用の除菌ウェットティッシュでも代用できる。使う場合、あまり水分を絞り出さずに液晶を拭き取ることが肝心だ。

 見逃しがちな“スマホの清潔度”。「洗えるスマホ」の登場で、今後クローズアップされる機能になりそうだ。
(文=編集部)

バナー1b.jpeg
HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子