"食前の水"がダイエット効果をアップ! 食事制限や運動と合わせたい習慣とは?

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食べる前に飲む!(shutterstock.com)

 流行のダイエット法を次々と試してみるけれど、全然効果がなかったり、辛くてやめたらリバウンドしてしまったり......。そんな失敗続きの悩めるダイエッターに、ぜひ知って欲しい朗報がある。

 英国・バーミンガム大学が医学誌「Obesity」に発表した論文によると、食事制限や運動とあわせて食事の前に水を500ml飲むだけで、ダイエットの効果が飛躍的にアップするというのだ。

3カ月で3.5㎏も減量幅に差が出た!

 今回の実験には84人の肥満男性が、12週間にわたって参加。彼らには専門家による食生活の改善と運動習慣によるダイエットメニューが与えられ、そのうえで次の3つのグループに分けられた。

①朝昼晩の食事の30分前に必ず水を500ml飲むグループ
②朝昼晩の食事のいずれか1食の前に水を500ml飲むグループ
③食事の前に「自分はお腹がいっぱいだ」とイメージするグループ

 食前に飲む水として推奨されたのは普通の水道水で、炭酸水や甘味料の入った飲み物は禁止された。

 このようにして12週間後に表れた結果では、①の1日3回食事前に水を飲んだ人が平均4.3㎏減量できたのに対し、②3食のうち1回だけ水を飲んだ人、③全く飲まなかった人の減量幅は0.8㎏にとどまった。同様のダイエットプログラムをこなしていたのに、毎食前に水を飲むだけで、減量幅に何と3㎏以上も差が付いたのだ。

 今回の調査を行ったバーミンガム大学のHelen Parretti氏は「この研究の素晴らしいところは、方法がシンプルであるということ。3度の食事の前にペットボトル1本の水を飲むだけで、体重を落とす効果がある」「これに運動量を増やす工夫や、健康的な食事のレシピを取り入れるなどすれば、さらに効果的に健康的に体重を落とせるでしょう」と述べている。

現代人の水不足も解消してくれる

 ちなみにこの「毎食前に500mlの水」習慣は、ダイエットだけでなく健康維持の観点から見ても好ましい。たとえば体重50㎏の人の1日当たりの摂取目安は2リットルで、食事に含まれる水分を差し引くとだいたい1.5リットルと言われている(お茶やコーヒーは水としてカウントできない)。ちょうど500ml×3食分だ。

 実際のところ現代人の身体は常に水不足で、理想の水分摂取量に達していない場合が多いといわれている。食前に水を飲む習慣をつけて自分に必要量を意識して取り入れれば、代謝が良くなり、老廃物を排出するデトックス効果も期待できる。

 もちろん単に水を飲むだけはなく、適切な食事と運動を組み合わせることが条件だが、相乗効果が期待できればモチベーションも上がるというもの。

 500mlの水を飲むのは少し大変かもしれないが、習慣化してしまえばあまりストレスもなく続けられそうだ。誰にでも手軽にお金をかけずに実行できる「500ml水ダイエット」で、今度こそ減量を成功させてみてはどうだろうか?
(文=編集部)

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