皮下脂肪の"密度"が内臓脂肪に関連、女性は糖尿病リスクが10倍に!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
0748043-2.jpg

皮下脂肪は密度も病気のリスクに! (shutterstock.com)

 体重が増えると気になるのが、お腹やお尻、太腿まわりにたっぷりとついた皮下脂肪。体脂肪計で測るたびに、その数値を目にしてはため息をつく人も多いだろう。余計な脂肪がつくと容姿がパッとしなくなるだけでなく、メタボによる生活習慣病病も気がかりなところだ。

 さて、この皮下脂肪は、ため込んだ「量」だけではなく「密度」も健康上のリスク要因になることがわかった。先月、米国国立心肺血液研究所(NHLBI)の研究グループが、内分泌と肥満に関する専門誌『ジャーナル・オブ・エンドクリノロジー・アンド・メタボリズム』で報告した。皮下脂肪の密度が高いと、男性では内臓脂肪の割合が上がり、女性では糖尿病や高血圧のリスクが高くなるという。

落ちやすい内臓脂肪、頑固な皮下脂肪

 ご存じのように、体脂肪には「皮下脂肪」「内臓脂肪」の2タイプがある。皮下脂肪は、おなかや太ももなどの皮膚の下にある皮下組織に蓄積する細胞で、体温を保ったり、衝撃から身を守ったりする。外側からつまめるため、厚さを測ることによって肥満度を測定することが可能。皮下脂肪型肥満になると外見的にもたるんだ体型になるため、ダイエットを決心させる脂肪と言っていい。

 一方、内臓脂肪は腹腔内の内臓の周りに蓄積した脂肪で、手でつまむことはできない。内臓を正しい位置に保ち、クッションになって保護したりする役割をしているが、つきすぎると皮下脂肪よりもずっと危険な存在になる。血糖値と血圧の上昇、中性脂肪の増加、血管の損傷が進み、糖尿病、高血圧症、心臓病や動脈硬化など、あらゆる生活習慣病の発症リスクに深く関わるからだ。

 ただし、内臓脂肪は血行のよい内臓周りについているので、蓄積も早いが減るのも早い。食事制限や運動によるダイエットで、効果が得られやすい。それに対して皮下脂肪は、代謝が悪いため分解されにくく、いちど付くと減らすことが難しい。皮下脂肪がつきやすい女性にとって、悩みのタネだ。

皮下脂肪の"密度"と疾病リスクに相関

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 顕歯会 デンタルみつはし 理事長…

三橋純

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆