俳優・鈴木亮平が体重を30キロ増減! 徹底した役作りとボディメイクの秘密とは?

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 では、彼らはどのようにボディコントロールしているのだろうか。
 
 クリスチャン・ベイルは、映画『マシニスト』(2004年)では、1年間不眠の主人公を演じるために1日ツナ缶1つ、リンゴ1個だけの食事を過ごし、最終的に63ポンド(約30kg)減量して体重54キロまで減らした。さらに、そのすぐ後『バットマン・ビギンズ』の撮影のため、大量のアイスクリームなどを摂取して6カ月で体重190ポンド(86kg)まで増量する過酷なトレーニングをやり遂げた。

 一方、『アメリカン・ハッスル』では、いかがわしい詐欺師役のために、チーズバーガーやドーナッツなどのジャンクフード、目につくものを手当たり次第になんでも食べまくったという。

 一般的には、「体重増やすだけなら、とにかく食べまくってカロリー摂取をしまくればいい」と思いがちだ。ところが、近年では単純な「高カロリー食=肥満」の図式は崩れつつある。日本でも昨今、ブームとなった「炭水化物(糖質)は控えたほうがいい」という「糖質制限」。これを主張してきた医師の多くは、高カロリー食を否定せず、むしろ動物性タンパク質や脂質などを積極的に摂ることを勧めている。

 糖質は摂取すると血糖値が上昇し、それを抑えるためにインシュリンが分泌される。インシュリンは、余った糖質を中性脂肪に変えるという働きがあるため、糖質を制限するとインシュリンの分泌も抑えられ、脂肪が蓄積されにくくなるのだ。

鈴木亮平はパンを食べて太った!?

 鈴木亮平も、体重を一気に増やす方法の一つとして「主食をパンにした」という。実はパンは高GI値食品。「GI値」とは「グリセミック・インデックス(Glycemic Index)」の略で、その食品が体内で「糖」に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものだ。

 たとえば、炭水化物のなかでも、白米(100g)はGI値が81。一方、フランスパンは93、食パンは91。ちなみに、フランスパンや食パンよりもカロリーが高い、ロールパンは83、ベーグは75、クロワッサンは70。さらに高カロリーでも、肉(牛、豚、鶏など)はいずれもGI値55以下で、ダイエットにお勧めだ。

 そのため、ジャンクフードもカロリーより高GI値が肥満の要因になる。日本人俳優は、契約期間の問題などで、鈴木ほどの体重増減による役作りは難しいといわれている。短期間での大きな体重増減は、血糖値の乱高下を引き起こし、糖尿病や血管性の疾患を招きかねない。まさに"身を削る"努力を惜しまない鈴木だが、将来ドクターストップがかからないことを祈りたい。
(文=編集部)

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